Business Analyst のクイック ツアー

Business Analyst は、ターゲット マーケティング、顧客の分析、候補地選択、テリトリーの設計などのビジネスに不可欠なさまざまな目的で使用される、ArcGIS の拡張ソリューションです。ウィザード形式のソフトウェアとアプリケーションにバンドルされたデータがインストールされ、すぐに使用できます。毎年更新される人口統計データ、全国規模のビジネス データ ポイント、ショッピング センター、道路、ジオコーディング ロケータ、運転時間解析、および顧客レポート エディタが含まれます。

ツールバー

Business Analyst には 4 つのツールバーがあります。

Business Analyst のツールバー

マップ ドキュメント

Business Analyst では、最初に 2 つのデフォルト マップ ドキュメント(*.mxd)がインストールされます。

Windows

Business Analyst には 3 つの ArcGIS ウィンドウがあり、これらを理解しておくことが重要です。

Business Analyst のウィンドウ

カスタム データ

Business Analyst には、独自のカスタム データを設定するためのツールが用意されています。これらを使用して、分析の実行とレポートの作成が可能です。Business Analyst のデータ形式は Business Analyst データソースと呼ばれ、BDS レイヤ(*.bds)と呼ばれることもあります。

BDS レイヤは、さまざまな Business Analyst 機能を実行するために必要です。事前にスタイル設定されたマップ レイヤ(*.lyr)を、\Business Analyst\Data\ からすぐに追加できます。

チュートリアル データ

Business Analyst のさまざまな機能を使用できるように、チュートリアル データが用意されています。Business Analyst のインストール場所(\Business Analyst\Datasets\Tutorial\)に、次の 3 つのファイルがあります。

Business Analyst のサービス パック

Business Analyst チームでは、ソフトウェアを継続的に改善および更新しています。公開されたバージョンに対して、内部的な機能強化と変更に関する要求に取り組んでいます。これらの修正は、サービス パックとして提供されます。最新バージョンの Business Analyst に更新するための簡単なユーティリティが用意されています。また、サービス パックを手動で更新することもできます。

Check for Business Analyst Updates を使用した Business Analyst の更新

インターネット アクセスを利用して Business Analyst の更新とサービス パックを確認する場合は、Business Analyst のプログラム メニューでこのアイテムを選択します([スタート] → [すべてのプログラム] → [ArcGIS] → [Business Analyst] → [Check for Business Analyst Updates] の順に選択します)。現在の Business Analyst のバージョンが自動的に検出されます。更新を利用できる場合は、[ダウンロードしてインストール] をクリックします。現在のビルド番号は、Business Analyst の [基本設定] → [一般] タブの順に選択して確認できます。

Business Analyst の更新
注意注意:

Business Analyst の更新を確認するには、ArcMap、ArcCatalog、および SOM(該当する場合)を終了または停止する必要があります。

Esri Resource Center からの手動による Business Analyst の更新

ローカル セキュリティ プロトコルにより Business Analyst の自動更新ユーティリティを実行できない場合は、Esri Resource Center からサービス パックをダウンロードして、ローカルでパッチを実行できます。「Business Analyst サービス パック」ページの手順に従ってください。

5/20/2014