ホストされたタイル マップ サービスのキャッシュの構築

サブスクリプション:

ホスト サービスの公開には、ArcGIS Online の組織に属しているアカウントが必要です。詳細については、「基本操作」をご参照ください。

ホストされたタイル マップ サービスを公開するとき、公開時にキャッシュを自動的に構築するか、公開後にキャッシュを手動で構築するかを選択します。

公開時にキャッシュを自動的に構築する場合、タイルは ArcGIS Online によって作成されます。ユーザは、必要に応じてキャッシュの進行状況を監視する以外に何もする必要はありません。

公開後にキャッシュを手動で構築する場合、次の手順に従いタイルを作成します。

手順:

1. ArcMap 10.1 を起動します。

   必要に応じて、サービスの公開元であるマップ ドキュメントを開きます。マップ ドキュメントを開く必要があるのは、タイルの作成に対象地域を対話形式で定義する場合のみです。

2. [ファイル] → [サイン イン] の順にクリックします。
3. 名前とパスワードを入力して ArcGIS Online にログインし、[サイン イン] をクリックします。
4. カタログ ウィンドウを開き、[My Hosted Services] を展開します。
5. サービスを右クリックし、[キャッシュの管理] → [タイルの管理] の順にクリックします。

   [マップ サービス キャッシュのタイルを管理] ツール ダイアログ ボックスが表示されます。このツールを使用して、サービスのマップ タイルを作成します。

6. 必要に応じてツールのパラメータを設定します。各パラメータの詳細については、ツール ダイアログ ボックスの [ヘルプを表示] ボタンをクリックしてください。

   [対象地域（AOI）] パラメータを使用すると、ポリゴンを対話形式でデジタイズして、タイルを作成する場所を定義できます。

   その他のパラメータの詳細については、ツール ダイアログ ボックスの [ヘルプを表示] をクリックしてください。

   ArcGIS Online のすべてのサブスクリプションには、サーバ上に格納できるデータ量について特定の上限があります。この制限には、タイルに使用できる領域も含まれます。この領域の有効な使用方法については、「ホストされたタイル マップ サービスのベスト プラクティス」をご参照ください。

7. [OK] をクリックして、タイルの作成を開始します。

タイルが作成され、ArcGIS Online サーバに格納されます。

タイルを削除するには、同じツールの [更新方法] パラメータを [タイルの削除] に設定して実行します。

ヒント:

キャッシュ タイルの作成に関する縮尺別の進捗レポートを表示するには、カタログ ツリーでタイル マップ サービスを右クリックして、[キャッシュ ステータスの表示] をクリックします。詳細については、「キャッシュの終了ステータスの表示」をご参照ください。

キャッシュの終了ステータスは、ArcGIS.com の Web サイトで表示できます。[マイ コンテンツ] リンクをクリックして、タイル マップ サービスをクリックします。[タイルの管理] をクリックすると、詳細レポートが表示され、新しいキャッシュ ジョブが起動します。タイル マップ サービスのアイテム詳細を編集する場合、表示縮尺の最小範囲と最大範囲を設定できます。