Web マップの使用について
Web マップは、標準の Web ブラウザ、モバイル デバイス、またはデスクトップ マップ ビューアで使用できます。ArcGIS Web マップ クライアントを使用すると、特定の場所に移動したり、マップの属性に関する情報を表示できる他、さまざまなベースマップを選択したり、凡例を表示したり、レイヤを追加することもできます。詳細については、「Web マップ クライアントのケーパビリティ」をご参照ください。
Web マップは、リンクを使用して共有したり、Web サイトに埋め込んだり、ブラウザベースおよびデバイスベースのアプリケーションの作成に使用したりできます。Web マッピング アプリケーションの作成に使用できるように、ArcGIS では、構成可能なテンプレート、構成可能なビューア アプリケーション、Web API、モバイル API、および Esri のクラウドにアプリケーションをホストするためのオプションを提供しています。
Web マップの共有
Web サイト内に存在する Web マップはどれも、Twitter などの SNS(Social Networking Site)にポストするか、リンクを電子メールで送信するか、Web サイトやブログに埋め込むことによってその場で共有できます(プログラミングは不要です)。組み込みの ArcGIS.com マップ ビューアでマップを開き、[共有] ボタンをクリックして、マップを共有するオプションを選択します。他のユーザがパブリックに共有しているマップは、ログインせずに共有できます。
たとえば、ArcGIS.com マップ ビューアで生成された、National Geographic マップを開く短縮 URL(http://bit.ly/zhL8lX)を共有することができます。
Web サイトで見つけた Web マップを、独自の Web サイトに埋め込んで共有することもできます。たとえば、以下の図は、水供給の変化を示す埋め込み Web マップです。
Web マップを共有するもう 1 つの方法は、1 つ以上のマップを紹介するアプリケーションを作成することです。ArcGIS Online に存在する構成可能なテンプレートのいずれかを使用して、アプリケーションを Esri のクラウドに公開します。以下に、2 つのマップを比較できる、構成可能なスワイプ テンプレートを使用して作成されたアプリケーションの例を示します。
また、ユーザ独自の Web マップを作成して共有することもできます。ArcGIS.com マップ ビューアを使用してマップを新規に開き、データをそのマップに追加するか、既存のマップを見つけて自分のアカウントに保存し、独自のデータでそのマップを改良および補強することができます。詳細については、「Web マップの共有」をご参照ください。