フィーチャ サービス レイヤの編集

ArcGIS Server フィーチャ サービス レイヤまたはホストされたフィーチャ サービス レイヤのフィーチャは、マップを表示するすべてのユーザが編集可能なので、コミュニティからの入力が必要な場合に役立ちます。たとえば、野鳥観察コミュニティが野鳥観察の結果をマップ上に直接投稿し、写真、音声ファイル、ビデオ ファイルなどのメディア ファイルを特定の観測点に追加できるフィーチャ サービス レイヤを用意することができます。これらのフィーチャは Web サービスの一部であるため、サービスにアクセスする権限があるすべてのユーザはマップに加えられた変更を直ちに表示できます。
フィーチャ サービスの所有者は、レイヤが編集可能かどうかを決定し、編集レベルを設定します。編集レベルは、フィーチャの追加のみ可能、フィーチャ属性の更新のみ可能、またはフィーチャの追加、更新、削除が可能のいずれかを決定します。フィーチャ レイヤが編集可能な場合は、ArcGIS.com マップ ビューアの上部に [編集] ボタンが表示されます。

内部フィーチャ サービス(ネットワークの外で利用できないサービス)を編集するには、CORS(Cross-Origin Resource Sharing)に対応した Web ブラウザを使用する必要があります。最新バージョンの Firefox、Chrome、Safari、Internet Explorer 10 は CORS に対応しています。バージョン 10 より前の IE は、CORS をサポートしていません。お使いのブラウザが CORS に対応しているかテストするには、http://caniuse.com/cors を開きます。ArcGIS 10.1 SP 1 で作成した内部フィーチャ サービス レイヤと、ArcGIS 10.1 SP 1 で作成したセキュリティで保護された内部フィーチャ サービスを編集できます。
フィーチャ サービス レイヤのフィーチャを編集するには、次の手順に従います。
- フィーチャ サービス レイヤがあるマップを ArcGIS.com マップ ビューアで開きます。
- [編集] ボタンをクリックします。マップの左側に編集テンプレートが表示されます。フィーチャ レイヤがフィーチャの更新のみをサポートしている場合は、フィーチャを新規作成するための編集テンプレートにアイテムが表示されません。
- フィーチャを追加するには、テンプレートのシンボルをクリックしてから、クリックして追加するか、マップ上に描画します。
- Ctrl キーを押して、スナップを有効にします。スナップを使用すると、追加するフィーチャをマップ上の既存のフィーチャの隣に並べることができます。フィーチャを追加したら、ポップアップ ウィンドウが表示されます。
- 使用可能なフィールドに情報を入力します。使用可能なフィールドは、フィーチャ サービスの編集可能な属性フィールドに応じて異なります。たとえば、タイトル、説明、場所、コメントなどを入力できます。
- フィーチャとともに画像やその他のファイルを添付するには、ポップアップ ウィンドウの [添付ファイル] セクションにある [参照] ボタンをクリックして、コンピュータからファイルを選択します。ファイルの最大サイズは 10 MB です。サポートされているファイル タイプは、7Z、AIF、AVI、BMP、DOC、DOCX、DOT、ECW、EMF、EPA、GIF、GML、GTAR、GZ、IMG、J2K、JP2、JPC、JPE、JPEG、JPF、JPG、JSON、MDB、MID、MOV、MP2、MP3、MP4、MPA、MPE、MPEG、MPG、MPV2、PDF、PNG、PPT、PPTX、PS、PSD、QT、RA、RAM、RAW、RMI、SID、TAR、TGZ、TIF、TIFF、TXT、VRML、WAV、WMA、WMF、WPS、XLS、XLSX、XLT、XML、ZIP です。
- フィーチャを編集するには、マップ上のフィーチャをクリックして属性ウィンドウを開き、情報を編集します。
- フィーチャを削除するには、マップ上のフィーチャをクリックして属性ウィンドウを開き、[削除] ボタンをクリックします。