ホストされたフィーチャ サービスの編集者設定
ホストされたフィーチャ サービスを ArcGIS Online 上に公開すると、それらのフィーチャが編集可能かどうか、どのようなタイプの編集が許可されるか、およびフィーチャの更新と削除が可能なユーザを選択できます。
編集者設定へのアクセス
ホストされたフィーチャ サービスの編集者設定にアクセスするには、次の手順に従います。
- ホストされたフィーチャ サービスを ArcGIS Online 上に公開します。
- ArcGIS.com Web サイトにログインして [マイ コンテンツ] をクリックします。
- アイテムの詳細を表示するフィーチャ サービスの名前をクリックします。
- [編集] ボタンをクリックします。
- スクロール ダウンして編集者設定を表示し変更します。これらの設定は、このページの [編集] および [編集情報の記録] セクションにあります。
サービスでの編集の有効化
編集を有効化するには、上記の手順を実行し [編集を有効化して、次の操作を編集者に許可します。] をオンにします。次に、許可される編集レベルの 1 つを選択します。
- [フィーチャの追加、更新、および削除] では、編集者に 3 つの選択肢のうちで最高の権限が付与されます。したがって、この設定では、お互いが行った編集内容を遵守するように、最高の信頼性が編集者に要求されます。
- [フィーチャの属性のみを更新] は、フィーチャ ジオメトリを変更せずに属性情報を入力することを編集者に求める場合に利用できます。たとえば、場所は変更することができないが、属性が定期的に更新される一連の観測塔が存在する場合などがあります。
- [フィーチャの追加のみ] は、ユーザが情報を報告できるようにする一方で、既存のフィーチャを削除または更新できないようにする場合に有効です。
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編集者に、フィーチャへの画像やその他のファイルのアタッチを許可することができます。この場合、アイテムの詳細ページの [レイヤ] セクションで、アタッチメントを許可するレイヤの横にある小さい矢印アイコンをクリックし、[添付ファイルの有効化] を選択します。フィーチャに画像やその他のファイルを許可する必要がなくなった場合は、[添付ファイルの無効化] を選択します。ファイルの最大サイズは 10 MB です。
すべての編集権限を使用してサービスを開く
ホストされたフィーチャ サービスを マップ ビューア内から表示する場合は、設定した編集レベルに関係なくデータを完全に制御するよう選択できます。たとえば、フィーチャの追加のみを許可するようにサービスを設定した場合でも、フィーチャの更新および削除を行えます。この方法は、他のユーザが編集しているマップを管理または更新する必要がある場合に有効です。
すべての権限を有効にするには、ホストされたフィーチャ サービスのアイテムの詳細ページを開き、[開く] ボタンをクリックして [すべての編集権限で開く] をクリックします。すべての権限のオプションは、自分が所有している、または自分が管理者であるホストされたフィーチャ サービス レイヤのみに、これらを マップ ビューアで表示しているときにだけ適用されます。サービスですでにすべての編集権限が許可されている場合、[開く] メニューにこのオプションは表示されません。
編集情報の記録と、フィーチャの作成者に対する制御範囲の制限
フィーチャ サービスでフィーチャを作成したユーザを ArcGIS Online が記録するように設定し、それに従ってアクセスを制限することができます。編集情報を記録するには、上記の手順を実行して [フィーチャの作成者および最終更新者を記録します。] をオンにします。
シナリオによっては、編集者自身が作成したフィーチャの削除または変更を許可するが、他のユーザが所有するフィーチャの削除または変更は許可したくない場合があります。VGI(Volunteered Geographic Information)アプリケーションにおいて、各提供者によるデータベースに対する制御を制限したい場合がこれに該当します。フィーチャの変更を、そのフィーチャの作成者だけに制限するには、[編集者は追加したフィーチャを更新および削除することしかできません。] をオンにします。
サービスをパブリックにする場合、編集情報は記録されません。