既存の定義ファイルのプロパティまたはサービスのプロパティのインポート

[サービス エディタ][インポート] インポート ボタンにより、既存のサービス定義ファイルまたは公開済みサービスのプロパティを自動的にインポートすることができます。この方法を使用すれば、サービス プロパティを手動で構成する手間を省き、代わりに類似するサービス定義ファイルまたは公開済みサービスのプロパティをインポートするだけで済みます。

たとえば、検索と更新の操作を許可し、最大で 800 フィーチャを返すようなフィーチャ サービスまたはサービス定義ファイル(*.sds)をすでに公開している場合、他のフィーチャ サービスを同じ設定で公開したいときには、公開済みのフィーチャ サービスまたは *.sds ファイルのプロパティをインポートすることができます。

既存のサービス定義ファイルまたは公開済みサービスのプロパティをインポートするには、次の手順に従います。

手順:
  1. マップの公開準備を行って保存した後、ArcMap のメイン メニューで [ファイル] [共有] [サービス] の順に選択します。
  2. [サービスとして共有] ダイアログ ボックスで [サービスを公開] を選択し、[次へ] をクリックします。
  3. [サーバ接続を選択] ドロップダウン リストで、使用する ArcGIS Server 接続を選択します。

    使用するサーバ接続がリストにない場合、Spatial Data Server への管理接続を確立します

  4. [サービス名] テキスト ボックスにサービスの名前を入力します。
  5. [続行] をクリックして、[サービス エディタ] を開きます。
  6. [インポート] インポート をクリックします。
  7. [サービス定義のインポート] ダイアログ ボックスで、プロパティをサービス定義ファイルまたは公開済みのサービスのどちらからインポートするかを選択します。
    • サービス定義ファイルのプロパティをインポートする場合は、以下の手順に従います。
      1. [既存のサービス定義ファイル(*.sds)からインポート] を選択します。
      2. 参照(...)ボタンをクリックし、サービス定義ファイルを参照します。
      3. サービス定義ファイルを選択し、[開く] をクリックします。
    • 公開済みのサービスからプロパティをインポートする場合は、以下の手順に従います。
      1. [公開されたサービスからインポート] を選択します。
      2. サービスにアクセスできるサーバ接続を選択します。リストにサーバ接続が表示されない場合は、[ArcGIS Server サーバの追加] ArcGIS Server の追加 ボタンをクリックして接続情報を入力することで、サーバ接続を作成できます。
      3. リストからサービスを選択します。
  8. [サービス定義のインポート] ダイアログ ボックスで [インポート] をクリックします。

これで、GIS リソースに既存のサービス定義ファイルまたは公開済みサービスのプロパティが設定されました。[サービス エディタ] のタブから、公開前にこれらのプロパティを確認することができます。

9/15/2013