Oracle WebLogic Server を使用する場合の Java のデータ ソース構成
WebLogic Server Administration Console を使用して、データ ソースを設定します。
データ ソースは、データベースへの名前付き接続です。Web アプリケーション サーバ内にデータ ソースを指定して、フィーチャ サービスを ArcGIS Spatial Data Server for the Java Platform に公開する必要があります。データ ソース オブジェクトは、JNDI(Java Naming and Directory Interface)API に基づいてネーミング サービスで設定されます。
PostgreSQL と連携するように WebLogic を設定するには、まず PostgreSQL JDBC jar ファイルを用意する必要があります。このファイルは、WebLogic と一緒にインストールされません。
Oracle データ ソースの設定
- WebLogic Server Administration Console から WebLogic 管理者として WebLogic Server ドメインにログインします。
- [ドメイン構造] ツリーで [サービス] ノードを展開し、[データ ソース] をクリックします。
- [JDBC データ ソースの概要] ページの [コンフィグレーション] タブで、[新規作成] をクリックします。
[新規 JDBC データ ソースの作成] ページが開きます。
- [名前] テキスト ボックスと [JNDI 名] テキスト ボックスの両方に、データ ソースの名前を入力します。注意:
[名前] と [JNDI 名] の値は全く同じでなければならず、jdbc/ で始まる必要があります。たとえば、jdbc/porcupine_osid_pubu です。
- [データベースの種類] ドロップダウン リストで [Oracle] を選択し、[次へ] をクリックします。
- [データベース ドライバ] ドロップダウン リストから、[*Oracle's Driver (Thin) for Instance connections; Versions:9.0.1 and later] を選択します。
- [次へ] をクリックします。
- [トランザクション オプション] ページでデフォルト値をそのまま使用し、[次へ] をクリックします。
- [データベース名] テキスト ボックスに、Oracle データベースの名前を入力します。
- [ホスト名] テキスト ボックスに、Oracle サーバの名前を入力します。
- [ポート] テキスト ボックスに、Oracle データベースとの通信に使用するポート番号を入力します。
- [データベース ユーザ名] テキスト ボックスに、データ ソース接続に使用するデータベース ユーザの名前を入力します。
- [パスワード] テキスト ボックスと [パスワードの確認] テキスト ボックスの両方にこのユーザのパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。
- [コンフィグレーションのテスト] をクリックして、入力した情報が正しいこと、およびデータ ソース接続が機能することを確認します。
- 設定が正しい場合は、[次へ] をクリックします。
- JDBC プロバイダを配置するサーバまたはクラスタの横にあるチェックボックスをオンにして、[完了] をクリックします。
- WebLogic Administration Console の [チェンジ センタ] で、[変更のアクティブ化] をクリックします。
これで、このデータ ソースが [データ ソース] テーブルに表示されます。
PostgreSQL データ ソースの設定
WebLogic で PostgreSQL データベースへのデータ ソースを設定するには、PostgreSQL jdbc4.jar ファイルにアクセスするように WebLogic を設定してから、WebLogic Administration Console を使用してデータ ソースを設定する必要があります。
JDBC ドライバにアクセスするための WebLogic の設定
WebLogic で PostgreSQL データベースへのデータ ソースを設定するには、まず WebLogic のホーム ディレクトリに PostgreSQL jdbc4.jar ファイルを置き、WebLogic の CLASSPATH 変数を変更し、WebLogic を再起動して PostgreSQL データベースと連携させます。
- PostgreSQL postgresql-9.1-801.jdbc4.jar ファイルを WL_HOME/server/lib ディレクトリにコピーします。
- WL_HOME/common/bin にある commEnv.cmd(Windows)または commEnv.sh(Linux)スクリプトを修正し、WEBLOGIC_CLASSPATH 変数の先頭に jar ファイルの場所を追加します。
- WebLogic を再起動します。
データ ソースの設定
WebLogic Server Administration Console を使用して、データ ソースを設定します。
- WebLogic Server Administration Console から WebLogic 管理者として WebLogic Server ドメインにログインします。
- [ドメイン構造] ツリーで [サービス] ノードを展開し、[データ ソース] をクリックします。
- [JDBC データ ソースの概要] ページの [コンフィグレーション] タブで、[新規作成] をクリックします。
[新規 JDBC データ ソースの作成] ページが開きます。
- [名前] テキスト ボックスと [JNDI 名] テキスト ボックスの両方に、データ ソースの名前を入力します。注意:
[名前] と [JNDI 名] の値は全く同じでなければならず、jdbc/ で始まる必要があります。たとえば、jdbc/laverne_pgdb_lri2 です。
- [データベースの種類] ドロップダウン リストで [PostgreSQL] を選択し、[次へ] をクリックします。
- [データベース ドライバ] ドロップダウン リストから、[PostgreSQL's Driver (Type 4) Version:Any] を選択します。
- [次へ] をクリックします。
- [トランザクション オプション] ページでデフォルト値をそのまま使用し、[次へ] をクリックします。
- [データベース名] テキスト ボックスに、PostgreSQL データベースの名前を入力します。
- [ホスト名] テキスト ボックスに、PostgreSQL サーバの名前を入力します。
- [ポート] テキスト ボックスに、PostgreSQL データベース クラスタとの通信に使用するポート番号を入力します。
- [データベース ユーザ名] テキスト ボックスに、データ ソース接続に使用するデータベース ユーザの名前を入力します。
- [パスワード] テキスト ボックスと [パスワードの確認] テキスト ボックスの両方にこのユーザのパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。
- [コンフィグレーションのテスト] をクリックして、入力した情報が正しいこと、およびデータ ソース接続が機能することを確認します。
- 設定が正しい場合は、[次へ] をクリックします。
- JDBC プロバイダを配置するサーバまたはクラスタの横にあるチェックボックスをオンにして、[完了] をクリックします。
- WebLogic Administration Console の [チェンジ センタ] で、[変更のアクティブ化] をクリックします。
これで、このデータ ソースが [データ ソース] テーブルに表示されます。