空間データ サーバに公開するための Oracle への接続
ArcGIS for Desktop から Oracle データベースに接続して、マップを作成し、データを空間データ サーバに公開するには、ArcGIS for Desktop がインストールされているコンピュータに Oracle Database Client をインストールする必要があります。Oracle Instant Database Client は Esri Customer Care ポータルから入手できます。また、Oracle から直接 Oracle Database Client を入手することもできます。
次に、以下の手順に従って、特定の Easy Connect 文字列でデータベースへの接続を作成します。
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Oracle Database Client のインストールに向けた Oracle の手順に従います。
Esri Customer Care ポータルから Oracle Instant Client をダウンロードする場合は、Oracle の手順が記載されたテキスト ファイルが含まれています。
- ArcCatalog を起動します。または ArcMap を起動してカタログ ウィンドウを開きます。
- [データベース コネクション] ノードを展開して、[データベース接続の追加] をダブルクリックします。
- [データベース プラットフォーム] ドロップダウン リストから [Oracle] を選択します。
- [インスタンス] テキスト ボックスに、次の情報を入力します。<Oracle サーバ名>:<Oracle サービス名>
たとえば、サーバ flotsam 上の Oracle サービス o11 に接続する場合は、「flotsam:o11」と入力します。
同じサーバ上に複数の Oracle インスタンスがある場合、または Oracle インスタンスのデフォルト以外のポートを使用する場合は、<Oracle サーバ名>:<Oracle ポート番号>/<Oracle サービス名> という形式の文字列で、Oracle インスタンスのポート番号を指定することができます。上記の例で、Oracle インスタンスがポート 1357 でリスニングしている場合は、「flotsam:1357/o11」と入力することができます。
- データベース認証を使用して接続し、該当するテキスト ボックスに、接続するユーザのユーザ名とパスワードを入力します。
[ユーザ名とパスワードを保存する] は必ずオンにしておいてください。
- [OK] をクリックして、接続を確立します。
[Database Connections] ノードの下に、新しいデータベース接続が一覧表示されます。