PostgreSQL データベースでの ST_Geometry タイプのアップグレード
[空間タイプの作成(Create Spatial Type)] ジオプロセシング ツールまたは Python スクリプトを使用して、PostgreSQL データベース内の ST_Geometry タイプをアップグレードできます。
手順:
- sde ユーザにデータベースのスーパーユーザ権限がない場合は付与します。
- 新しいリリースの ArcGIS クライアントをインストールして、新しいバージョンの st_geometry ライブラリを入手します。
- PostgreSQL サーバ上にある既存の st_geometry ライブラリをバックアップするか、名前を変更します。
- 新しい st_geometry ライブラリを、ArcGIS クライアントのインストール場所にある DatabaseSupport ディレクトリから PostgreSQL の lib ディレクトリにコピーします。
- PostgreSQL が Linux サーバにインストールされている場合は、サーバに root ユーザとしてログインし、st_geometry.so ファイルを /usr/lib64/pgsql ディレクトリに配置します。
- PostgreSQL が Windows サーバにインストールされている場合は、st_geometry.dll ファイルを %PostgreSQL%\lib ディレクトリに配置します。
- ArcCatalog または ArcMap を起動し、カタログ ウィンドウを開きます。
- PostgreSQL データベースへの接続を作成します。sde ユーザとしてログインします。
- [空間タイプの作成(Create Spatial Type)] ツールを開きます。
[検索] ウィンドウを使用してツールを検索したり、[データ管理] ツールボックスの [ワークスペース] ツールセットからツールを開いたりできます。
- ステップ 6 で作成したデータベース接続を [データベース接続ファイル] テキスト ボックスに追加します。
- [OK] をクリックしてツールを実行します。
これで、ST_Geometry タイプ、サブタイプ、および関数が最新のリリースにアップグレードされました。
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9/14/2013