00176: <値> パスがオペレーティング システムの制限を超えています

公開プロセス中にこのレイヤに使用されるパスのサイズがオペレーティング システムの制限を超えています。このパスには、ステージング フォルダへのパス、サーバ接続の名前、およびデータのソース データへのパスが含まれます。また、これには、関数ラスタ内のパスも含まれることもあります。

<値> パラメータは、対象となるパスがステージング パスであるか、ArcGIS Server 上の入力ディレクトリ パスであるかを表します。

解決策

パスが制限を超過した場合は、次の手順を実行して、このパスに使用されている文字数を減らすことができます。

追加情報

ArcGIS for Desktop を使用してサービスを公開するときに、サービス定義ファイルが作成されローカルのディスク上のステージング フォルダに一時的に保存されます。デフォルトのステージングの場所は Windows ユーザ プロファイル内の一時フォルダになります。たとえば、Windows 7 では、この場所は C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\ESRI\Desktop10.1\Staging になります。ステージング ディレクトリには、サーバ接続ごとに個別のフォルダが含まれます。GIS サーバへの特定の接続を使用して、ドラフト サービス定義を保存した場合、このサービス定義、つまりドラフトはサーバ接続フォルダにあります。

Windows ファイル システムには、パスに使用できる文字数に対する制限があります。ステージング フォルダへのパスとサーバ接続を合わせた文字数がオペレーティング システムでサポートされているサイズを超えている場合は、ArcGIS によりユーザが警告を受けます。これと同じことが、ArcGIS Server 上の入力ディレクトリにも当てはまります。サーバ上のサービス リソースのディレクトリ構造がオペレーティング システムの制限を超えた場合は、サービスを正常に公開することはできません。

さらに、サーバ定義は ArcGIS Server に保存され、公開時に圧縮解除されます。サーバ上のデフォルトの格納場所は \arcgisserver\directories\arcgissystem\arcgisinput\<サービス名>.<サービス タイプ>\extracted になります。

画像およびラスタ データに関数を使用すると、そのデータを処理することができます。この処理は永続的にデータに適用されるものではなく、画像とラスタにアクセスしたときにリアルタイムに適用されます。関数を連結して、画像処理能力をさらに高めることもできます。たとえば、多くの算術演算関数を連結し、1 つの式を使用してデータを処理することができます。

関数を使用するラスタの詳細

9/14/2013