キャッシュの完了ステータスの表示
マップやイメージ サービスのキャッシュを作成中にまたは作成後に、各縮尺レベルで完了したタイルのパーセンテージに関するレポートを表示できます。また、リクエストした各キャッシュ ジョブのステータスを取得することもできます。
次の手順に従って、キャッシュ ステータスを表示します。
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ArcGIS for Desktop のカタログ ウィンドウで、キャッシュされたサービス（またはキャッシュを作成中のサービス）を右クリックし、[キャッシュ ステータスの表示] をクリックします。
ここでは、タイトルが現在生成されているかどうかに関する簡潔的なレポートを確認できます。また、キャッシュ全体の完了のパーセンテージも確認できます。パーセンテージは、マップ サービスの範囲全体が基準になります。（この範囲が不明な場合は、サービスを新しい空の ArcMap ドキュメントに追加し、[全体表示] ボタンをクリックします）。
- [詳細の表示] をクリックします。
これにより、縮尺レベルごとの完了のパーセンテージとタイルの数を示す表が表示されます。この表には、生成されているレベルも表示されます。
この表の縮尺は、サーバ管理者が [最小キャッシュ縮尺] および [最大キャッシュ縮尺] プロパティを使用して許可した縮尺に制限されます。これらのプロパティは、[サービス エディタ] ダイアログ ボックスの [キャッシュ] → [高度な設定] タブで設定されます。
注意:オンデマンドで作成したマップ キャッシュ タイルまたはキャッシュ ディレクトリに手動でコピーしたマップ キャッシュ タイルは、ステータス レポートに反映されません。
- [ジョブ ステータス] タブをクリックします。
これにより、[マップ サービス キャッシュのタイルを管理（Manage Map Server Cache Tiles）] ツールまたは [マップ サービス キャッシュのインポート（Import Map Server Cache）] ツールを使用してサーバからリクエストされたすべてのジョブが表示されます。このタブでは、ジョブの一時停止、エラーの修正、または以前リクエストしたさまざまなジョブの詳細の確認を行うことができます。
ジョブを右クリックして、オプションのショートカット メニューを表示します。
- ジョブのキャンセル - キャッシュを停止します。必要に応じて、後でジョブを再開できます。
- ジョブの完了 - 以前キャンセルしたジョブを再開し、ジョブの初回実行時に見つかったエラーを修正します。
- エラーのレポート - 構築に失敗したキャッシュ範囲のテキスト レポートを表示します。
- エラーの修正 - エラーが検出された範囲の再キャッシュを試行します。
- ファイルへのエクスポート エラ - 構築に失敗したキャッシュ範囲を示す HTML ファイルをエクスポートします。
- 詳細 - ジョブに使用されたツールと入力パラメータを表示します。
ヒント:サービス名の横にある小さいグリッド アイコン 
をクリックして、ArcGIS Server Manager でステータス レポートを確認することもできます。このアイコンは、キャッシュが定義され、（動的に描画するのではなく）キャッシュを使用するように構成されている実行中のマップ サービスまたはイメージ サービスで使用できます。