00145: ダイナミック ワークスペースがサーバに登録されていません
このマップで参照されているダイナミック ワークスペースがサーバに登録されていません。ダイナミック ワークスペースをサーバに登録しておくと、そのワークスペースのすべてのデータにサーバが確実にアクセスできるようになります。
ソース エンタープライズ ジオデータベース(Spatial Data Server で公開しようとしている場合はエンタープライズ ジオデータベース)がすでにサーバに登録されている場合でもこの解析ツールが実行されることがあります。この理由は、ソース エンタープライズ ジオデータベースを参照するレイヤまたはスタンドアロン テーブルで使用されている接続プロパティ(ユーザ名、パスワード、バージョンなど)が、サーバに登録されているエンタープライズ ジオデータベースの接続プロパティに一致しないためです。このような場合は、エンタープライズ ジオデータベースを登録するだけではなく、このジオデータベースへの接続も登録します。登録は、個別の接続ごとに必要とされます。
たとえば、デフォルトと v1 の 2 つのバージョンを持つ DB1 という名前のエンタープライズ ジオデータベースがあり、デフォルト バージョンを使用する DB1 への接続のみを登録するとします。v1 バージョンをポイントするレイヤまたはスタンドアロン テーブルを含むマップを公開しようとしているときに、この DB1 への接続を登録していない場合は、この解析ツールが実行されます。また、ジオデータベースへのそれぞれの接続に別々の名前を使用している場合にもこの状況が発生します。
追加情報
マップ サービスを ArcGIS for Server で公開するときは、必要に応じて、ArcGIS Web API などの ArcGIS for Server のクライアントがプログラムを利用して、マップ サービスの登録済みのワークスペースの 1 つからリクエストごとにレイヤを追加できるように選択することができます。マップ サービスのダイナミック レイヤを利用すると、Web 上でのユーザ エクスペリエンスを豊かにすることで、クライアント アプリケーションの機能を高めることができます。
マップ サービス内のダイナミック レイヤによって提供される機能の詳細なリストについては、トピック「マップ サービスでサポートされている機能」をご参照ください。
データ格納の検討事項の詳細、配置シナリオの詳細、およびデータを ArcGIS for Server でアクセス可能にする方法の詳細