00099: レイヤがサポートされていないデータ ソースに結合されています
データ ソースのタイプによっては、ベースマップ レイヤとマップ サービスでサポートされないものがあります。レイヤが、これらのデータ ソースの 1 つと結合されています。
解決策
- サポートされていないデータ ソースをサポートされているジオデータベース フィーチャクラスに置き換えます。次の表は、サポートされていないデータ ソースと推奨される処置を示しています。
ベースマップ レイヤとマップ サービスでサポートされないデータ ソースサポートされないデータ ソース
推奨される処置
ArcInfo カバレッジ
データをジオデータベースのフィーチャクラスに変換します。
CAD
CAD コンテンツをジオデータベース フィーチャクラスにインポートします。
Excel ファイル
Excel スプレッドシートごとにフィーチャを作成し、作成されたフィーチャクラスをジオデータベース フィーチャクラスに読み込みます。
ArcIMS または ArcGIS フィーチャ サービス
元のデータ ソースをジオデータベース フィーチャクラスに読み込みます。
メモリ内フィーチャクラス
メモリ内データをジオデータベースのフィーチャクラスとして保存します。
PC ARC/INFO カバレッジ
PC ARC/INFO カバレッジをジオデータベース フィーチャクラスに変換します。
- 別の方法として、サポートされていないデータ ソースを含むマップ レイヤがベースマップ レイヤまたはマップ サービスで不要の場合は、そのマップ レイヤを ArcMap ドキュメントから削除できます。
追加情報
一般的に、ArcGIS にネイティブなデータセット(つまり、ジオデータベースおよび主なラスタ データセットと画像データセット)を使用すると、パフォーマンスが最適化されます。多くの場合、サポートされていないデータセットをジオデータベース フィーチャクラスに読み込んでから、ベースマップ レイヤや公開済みのサービスで使用することができます。
ジオデータベースのパフォーマンスを最適化するには、ArcSDE ジオデータベースまたはファイル ジオデータベースのいずれかを使用します。多数の同時ユーザが存在するときは、ArcSDE ジオデータベースのほうが速い場合があります。ArcSDE ジオデータベースは DBMS ベースのため、ユーザ数が多い場合(数百ユーザ以上)は、ファイル ジオデータベースよりも拡張性に優れています。