サーバ ログ設定の指定について

ArcGIS for Server は、システム メッセージをログに記録します。正常に動作していない疑いがある場合は、ArcGIS Server Manager でログ ファイルを調査して ArcGIS Server サイトの動作を正確に確認することができます。さらに、ArcGIS Server Manager または ArcGIS for Desktop を使用して、デフォルトのログ レベル、ログをディスクに保持する日数、およびサーバがログを書き込む場所を指定できます。すべての変更は直ちにサイト内に反映されます。

ログ レベルの指定

デフォルトでは、サーバのログ レベルは [警告] に設定されています。この場合、注意を必要とする中程度の問題がログに記録されます。利用可能なログ レベルの詳細については、「サーバ ログの表示、検索、および構成」をご参照ください。

ログをディスクに保持する日数の指定

デフォルトでは、ログがディスクに保持される期間は約 90 日です。この期間を超えたログは削除されます。これより短い期間（たとえば 30 日）を指定すると、ログ ディレクトリのサイズが予想以上に大きくなるのを防ぐことができます。

ログ ディレクトリの指定

サーバがログを書き込むデフォルトのディレクトリは、c:\arcgisserver\logs です。ログ パスはローカル ディレクトリに設定する必要があり、ArcGIS Server サイトに参加している各 GIS サーバに存在する必要があります。ログ ディレクトリを指定するときには、GIS サーバのルート レベルで場所を指定するようにしてください。ログの場所としてネットワーク ディレクトリを指定することはできません。

注意:

ログ ディレクトリとサーバ ディレクトリまたは構成ストアの場所には関連がありません。これらのディレクトリの場所を変更しても、サーバ ログは（上で示した）デフォルト ディレクトリ、または Manager や ArcGIS for Desktop で指定したディレクトリから移動されません。