履歴管理の無効化
履歴管理(アーカイブ)を無効にすると、編集を保存する、またはDEFAULTバージョンにポストする際に、アーカイブ クラスが自動的に更新されなくなります。
履歴管理を無効にする際には、データセットの履歴管理が有効なクラスごとに、アーカイブ クラスを保存するかどうかを指定する必要があります。履歴管理を無効にする際に関連するアーカイブ クラスを削除しないよう選択した場合、ジオデータベース内のアーカイブ テーブルは From 属性と To 属性を持つテーブル(フィーチャクラス)として維持されます。
履歴管理の無効化に関するヒント
- クラスのバージョン対応登録を解除するには、履歴管理を無効にする必要があります。
- 履歴管理が有効なフィーチャ データセットまたはフィーチャクラスを削除すると、対応するアーカイブ クラスは削除されずに、維持されます。
手順:
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履歴管理を無効にするには、カタログ ツリーでオブジェクト クラスまたはデータセットを右クリックして、[履歴管理] → [履歴管理の無効化] の順にクリックします。
履歴管理を無効にする際には、次のメッセージが表示されます。
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履歴管理テーブルを維持または削除する場合、いくつかのオプションを選択できます。
- データセットに関連付けられたアーカイブ クラスを削除する場合は、[はい] をクリックします。
- [いいえ] をクリックすると、アーカイブ クラスは gdb_from_date 属性と gdb_to_date 属性が設定されたテーブル(フィーチャクラス)として保存されるため、引き続き ArcMap での検索と表示が可能です。
- このアーカイブ クラスを削除し、それ以降のすべてのアーカイブ クラスも削除する場合は、[すべて削除する] をクリックします。
- このアーカイブ クラスを維持し、それ以降のすべてのアーカイブ クラスも一時テーブルとして残す場合は、[すべて削除しない] をクリックします。
- [キャンセル] をクリックすると、履歴管理の無効化を実行せずに終了します。
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10/8/2012