010205 : PATHDISTANCE: 最小カット アングルが -90 ～ 0 の範囲にありません。

説明

最小カット アングルに対して指定した値は、所定の範囲に収まっていません。垂直方向ファクタは、発生した垂直方向の摩擦を考慮することにより、セルへの総移動コストに影響します。各セルの垂直方向のコスト決定は、2 つのステップからなるプロセスです。最初に、垂直方向ファクタのラスタに対して定義された高さから各セル間の傾斜角を計算して、優勢な垂直方向を定義します。この傾斜角によって、垂直相対移動角度（VRMA）が定義されます。VRMA の計算後、垂直方向ファクタを解決する垂直抵抗が垂直方向ファクタ グラフから特定されます。VRMA は傾斜角の度数であるため、指定可能な範囲は -90（下り）から 90（上り）までに限られています。最小カット アングルには、閾値 VRMA を指定します。この閾値では、最小カット アングルに等しいかまたはそれより小さい値が VF の無限大に割り当てられます。最小カット アングルは、負（下り）の傾斜について無限になる閾値を定義するので、バリアとして機能するには -90 ～ 0 の範囲にある必要があります。

解決策

指定した最小カット アングルが -90 ～ 0 の範囲にあることを確認してください。