グラフィックスのプロパティを表示および変更する

手順:

1. [図形描画] ツールバーの [エレメント選択] ツール をクリックし、グラフィックスをダブルクリックしてプロパティを表示します。

   使用できるプロパティは、選択したグラフィックスのタイプによって異なります。

2. [シンボル] タブをクリックして、目的のシンボル プロパティを変更します。
3. ポイント グラフィックスでポイントの座標を表示するには、[ポイント] タブをクリックします。3D Analyst ツールバーで作成するような 3D グラフィックスの場合は、ポイントの高さも表示されます。
4. ライン グラフィックスでラインの長さおよび始点と終点の座標を表示するには、[ライン] タブをクリックします。
5. ポリゴン グラフィックスで面積、周長、およびグラフィックスの中心の座標を表示するには、[エリア] タブをクリックします。
6. グラフィックスの位置、アンカー位置、サイズ、および名前の各プロパティを設定するには、[サイズと位置] タブをクリックします。

ヒント:

各マップ エレメントには、エレメントを識別するための名前が付いています。データ ビューでマップにグラフィックスを描画して、フィーチャまたは重要な場所を表すときは、そのフィーチャまたは場所の名前を入力して、その名前がグラフィックスのプロパティとしてグラフィックスとともに保存されるようにすることができます。さらに、[検索] ダイアログ ボックス、[XY へ移動]、[お気に入り] などを使用して、検索した場所、住所、または位置を表すグラフィックスをマップに追加する場合は、その場所の名前がグラフィックスに自動的に設定されます。

[図形描画] → [グラフィックスをフィーチャに変換] コマンドを使用して、データ ビューに描画したグラフィックスからシェープファイルまたはフィーチャクラスを生成すると、そのコマンドによって作成された出力シェープファイルまたはフィーチャクラスの名前フィールドに各グラフィックスの名前が自動的に追加されます。ArcMap でデータ フレーム、縮尺記号、方位記号などのエレメントをレイアウト ビューのマップに追加すると、各エレメントの名前が自動的に設定されます。たとえば、データ フレーム エレメントの名前は、コンテンツ ウィンドウに表示されるデータ フレームの名前と常に同じです。ここで名前を更新すると、コンテンツ ウィンドウに表示される名前も更新されます。特定のグラフィック エレメントを識別および操作するカスタム コードを作成する場合、データ ビューまたはレイアウト ビューの特定のグラフィックスまたはグラフィックスのセットにアクセスするには、エレメント名（IElementProperties::Name）を使用できます。レイアウト上のエレメントを整理するルーチンやレイアウト上のエレメントの配置を自動化するルーチンを作成するときは、特に便利です。