Windows 上のサイトへのディスク容量(EBS ボリューム)の追加
ArcGIS for Server AMI には、デフォルトで 100 GB の EBS ボリュームがアタッチされています。さらに容量が必要な場合は、追加のボリュームを作成して EC2 インスタンスにアタッチすることができます。
以下の手順では、新しい EBS ボリュームを作成して EC2 インスタンスにアタッチする方法について説明します。
手順:
- AWS Management Console を開き、[Amazon EC2] タブが選択されていることを確認します。
- 左側のメニューで [Volumes] をクリックします。
- [Create Volume] ボタンをクリックします。
- [Size] の値を入力します。選択したサイズに応じて、Amazon から課金されることに注意してください。ボリュームの作成を終えたら、このサイズを変更することはできません。
- [Availability Zone] の値を選択します。ボリュームをアタッチする EC2 インスタンスのゾーンと合わせる必要があります。ヒント:
ボリュームをアタッチするインスタンスのゾーンが不明な場合は、AWS Management Console に戻り、[Instances] をクリックし、[Description] タブでゾーンを確認します。
- 必要に応じて、スナップショットを選択します。スナップショットは、特定のデータセットを使用してディスクをあらかじめフォーマットするやり方です。新しい空のディスクを作成するには、[No Snapshot] を選択します。
- [Create] をクリックしてボリュームを作成します。この処理には時間がかかる場合があります。ボリュームの準備が整うと、AWS Management Console でステータスが、[Creating] から [Available] に変わります。
- ボリュームを右クリックし、[Attach Volume] をクリックします。
- ドロップダウン リストからインスタンスを選択します。同じアベイラビリティ ゾーンにあるインスタンスのみにボリュームをアタッチできることに注意してください。
- 使用可能な Windows デバイスの 4 文字のコード(例、「xvdf」)を入力し、[Attach] をクリックします。
ボリュームのアタッチには少し時間がかかることがあります。AWS Management Console のボリューム リストの [Attachment Information] 列にステータスが表示されます。しばらくして、[Attaching] から [Attached] に変わります。
- Windows リモート デスクトップを使用して、EC2 インスタンスにログインします。
- [スタート] をクリックし、検索ボックスに「diskmgmt.msc」と入力します。次に、Enter キーを押します。
このとき、パーティション スタイルの選択に関するメッセージが表示されることがあります。この場合は、ステップ 16 に進み、続行できます。
- ディスクの管理コンソールの下部で、アタッチしたボリュームのサイズに一致する未割当のディスクが見つかるまでディスクのリストをスクロールします。
- ディスクを右クリックし、[オンライン] をクリックします。
- ディスクをもう一度右クリックし、[ディスクの初期化] をクリックします。
- 新しいディスクのチェックボックスがオンになっていることを確認し、パーティション スタイルを選択します(使用するパーティション スタイルが不明な場合は、[MBR] を選択します)。次に、[OK] をクリックします。
以上で、ディスクのすべてをパーティションするか、一部をパーティションするかを選択し、パーティションにドライブ文字を割り当てることができます。
- [未割り当て] ラベルを含んでいるボックス(ディスクの未割当容量を表しています)を右クリックし、[新しいシンプル ボリューム] をクリックします。
- [新しいシンプル ボリューム] ウィザードのプロンプトに従って、ドライブに割り当てる容量と使用するドライブ文字を選択します。ディスク全体を 1 つの標準ドライブとして使用する場合は、このウィザードのほとんどの設定をデフォルトのままにすることができます。[ボリューム ラベル] を変更してドライブ名を指定することもできます。
EBS ボリュームが正常に作成されても、EBS ボリュームはまだ EC2 インスタンスにアタッチされていません。残りの手順では、ディスクをフォーマットしてインスタンスにアタッチする方法について説明します。
9/15/2013