3D 直線距離を計測する手順
対象ポイント間の 3D 直線距離を計測することで、2 つのポイント間の最短距離の検出などの操作を実行できます。この距離は、グローブ サーフェス上のポイント間の最短距離か、またはグローブ サーフェス上のポイントと 3D フィーチャ(建物の窓など)間の最短距離のいずれかになります。また、この距離は、別々の建物にある 2 つの窓の間の距離など、グローブ サーフェスから独立して浮いている 2 つの対象ポイント間の最短距離の検出にも使用できます。
3D 直線距離を計測するには、[計測] ダイアログ ボックスの [3D 直線距離の計測] ツール を使用できます。3D 直線距離の計測は、ロープを使用した回転ポイント周囲の計測と考えることができます。
手順:
- [ツール] ツールバーの [計測] ツールをクリックします。
- [3D 直線距離の計測] ツール をクリックします。
- 3D 距離の計測を開始したい位置をクリックします。
- 対象ポイントにポインタを移動してクリックし、3D 距離の計測を開始します。続けて 3D 直線距離を計測したい場合は、他の位置までポインタを移動してクリックし、頂点を追加します。
- ラインを終了したい位置でダブルクリックします。
- 計測中、見る角度を変えて計測経路を確認するには、次のいずれかの手順に従います。
- Esc キーを一度押します。これにより、計測スケッチが停止します。次に、Space キーを押したままにすると、グローブをナビゲートできます。これは、たとえばスクリーン キャプチャを作成するなど、計測の終了後にビューの定義を変更する場合に便利です。スケッチの中では、Tab キーを押して、中断したところから計測を再開します。
- グラフィックスを停止せずにSpace キーを押したままにすると、ビューの三次元表示のナビゲートと変更が動的に開始されます。[ナビゲート] ツールと同様に、拡大、縮小、画面移動、傾斜を行うことができます。Space キーを放すと、ポインタがどこにあってもスケッチが再開されるため、最初にスケッチを停止した場合のように結果を制御できず、予測どおりにならない可能性があります。
最後の 2 つの対象ポイント間の 3D 距離が、開始点からの合計 3D 距離とともに [計測] ウィンドウに表示されます。
9/14/2013