旧バージョンの ArcGIS への 3D ドキュメントの保存
[ファイル] メニューの [コピーを保存] 機能を使用して、ArcGlobe または ArcScene 10.1 の 3D ドキュメントを旧バージョンの ArcGIS に保存できます。たとえば、ArcGIS 9.3 に保存することができます。
手順:
- [ファイル] をクリックし [コピーを保存] をクリックします。
- 3D ドキュメントを保存する場所に移動します。
- ドキュメント名を入力します。
- [ファイルの種類] ドロップダウン矢印をクリックし、保存先の ArcGIS のバージョンをクリックします。たとえば、次の表は、ArcScene または ArcGlobe で指定できる選択肢を示しています。
- ArcScene 8.3 ドキュメント
- ArcScene 9.0/9.1 ドキュメント
- ArcScene 9.2 ドキュメント
- ArcScene 9.3 ドキュメント
- ArcGlobe 9.0/9.1 ドキュメント
- ArcGlobe 9.2 ドキュメント
- ArcGlobe 9.3 ドキュメント
- [保存] をクリックします。9.3、9.2、9.0/9.1、または 8.3 のドキュメントがディスクに保存され、ArcGIS 10.1 ドキュメントは開いたままの状態になります。
アプリケーション | 保存先の旧バージョンの選択肢 | 例 |
---|---|---|
ArcScene | ||
ArcGlobe |
[ArcScene ドキュメント] または [ArcGlobe ドキュメント](バージョンナンバーのないオプション)を選択した場合、ドキュメントは現在のバージョンで保存されます。
ArcGIS の旧バージョンは、アップグレードされたジオデータベースのデータ、または ArcGIS の新バージョンでのみサポートされているデータ ソースのデータは描画できないことに注意してください。
注意:
- ArcGlobe のレイヤを旧バージョンに保存することも可能です。ArcGlobe のレイヤは、そのレイヤをサポートしているリリースにのみ保存できます。たとえば、テレイン レイヤはバージョン 9.2 以降でサポートされています。そのためテレイン レイヤは、バージョン 9.2 または 9.3 ドキュメントとしてのみ保存できます。バージョン 9.0/9.1 ではテレイン レイヤはサポートされていないので、そのドキュメントとしては保存できません。さらに、選択した ArcGIS のバージョンでは描画できないレイヤがグループ レイヤ内にある場合、そのレイヤを示したダイアログ ボックスが表示されます。ここで、以前のバージョンの形式へのコピーの保存を続けるかどうか決定することができます。
- レイヤとレイヤ パッケージの保存の詳細
9/14/2013