位置によるフィーチャの選択
2D または 3D いずれかの空間リレーションシップを使用して 3D ビュー内のフィーチャを選択することができます。都市の境界内にある土地区画を選択する場合など、必要とされるのは 2D 選択だけである場合がほとんどですが、地下鉄の線路から 100 メートル内にあるすべての建物を選択する場合など、3D 選択が必要になる場合もあります。
2D 選択と 3D 選択を区別するには、空間リレーションシップ方式を指定します。
[空間検索] では、他のフィーチャを基準とした位置に基づいて、フィーチャを選択することができます。結果は、2D 距離ではなく 3D 直線距離を用いて計算されます。
[空間検索] ダイアログ ボックスは、[標準] ツールバーの [選択] メニューから開きます。
手順:
- [選択] メニューから、[空間検索] をクリックします。
- [選択条件文を作成してください] ドロップダウン矢印をクリックし、[選択方法] を選択します。
- 選択するフィーチャのレイヤをクリックします。
-
次のドロップダウン矢印をクリックして、空間リレーションシップ選択方法を選択します。次の 2 つの 3D オプションがあります。
- <選択条件レイヤ> と重なる(3D)
- <選択条件レイヤ> の一定距離内にある(3D)
- フィーチャを選択するレイヤをクリックします。
- 最後のドロップダウン矢印をクリックして、選択方法をクリックします。
- レイヤのフィーチャにバッファを適用する場合は、チェックボックスをオンにして、フィーチャを検索するバッファ距離を設定することもできます。
- 1 回のクリックでクエリを実行してダイアログ ボックスを閉じたい場合は、[適用] または [OK] をクリックします。
- [閉じる] をクリックします。フィーチャが選択されました。
ヒント:
- [空間検索] ダイアログ ボックスの [ヘルプ] ボタンをクリックすると、各空間検索操作の詳細情報が表示されます。
- [属性検索] ダイアログ ボックスと [空間検索] ダイアログ ボックスには、選択可能レイヤのみを表示するためのチェックボックスが用意されています。このボックスをオンにすると、ArcGlobe と ArcScene はセッションが終了した後もこの設定を記憶します。この設定は、ArcMap にも適用されます。このチェックボックスを一度オンにすると、それ以降は、このダイアログ ボックスを使用するたびにオンの状態のままとなります。
- また、[空間検索(Select Layer By Location)] ジオプロセシング ツールにもこれらの 3D 空間リレーションシップが組み込まれています。
9/14/2013