既存のグループ レイヤ用のキャッシュの作成

レイヤの作成を終了し、レンダリングを高速化するためにグループ レイヤ キャッシュを生成する場合は、レイヤのショートカット メニューを使用してグループ キャッシュ設定を指定できます。

キャッシュ オプションを選択するときの参考として、「グループ レイヤ キャッシュを使用する場合」をご参照ください。

手順:
  1. コンテンツ ウィンドウの [グループ レイヤを含めてリスト] グループ レイヤを含むリスト ボタンをクリックします。
  2. グループ レイヤを右クリックして、[グループ キャッシュの設定] をクリックします。
  3. 適用可能なグループ レイヤ キャッシュ オプションのチェックボックスをオンにします。
  4. グループ キャッシュ オプション

    説明

    子レイヤのマージ

    (グループ レイヤ用のレンダリング キャッシュを統合)

    以下の場合にこのオプションをオンにします。

    • 子レイヤを個別にアクティブにしておきたい場合
    • ドキュメントにイメージが含まれている場合
    • ドキュメントに、タイプ、解像度、表示設定が異なるレイヤが含まれている場合

    グループ レイヤのラスタ化

    (グループ レイヤ全体を単一のイメージにラスタ化)

    以下の場合にこのオプションをオンにします。

    • ArcMap と同様にグループ レイヤを描画したい場合
    • 子レイヤ用にアクティブなキャッシュを設定したくない場合
    • 競合している可能性があるラベルを持つ子レイヤが存在する場合
    • 背景レイヤなどとして協調して動作する複数のレイヤが存在する場合

    ラスタ化オプションをオンにした場合は、新規作成されたグループ レイヤ キャッシュについて [レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスを開いて、[キャッシュ] タブでセル サイズを定義することもできます。
  5. [OK] をクリックして [グループ キャッシュの設定] ダイアログ ボックスを閉じます。

    グループ レイヤ用にキャッシュが生成されます。

  6. コンテンツ ウィンドウの [タイプ別にリスト] タイプ別にリスト ボタンをクリックして、グループ キャッシュのレイヤが追加されていることを確認します。
ヒントヒント:
  • グループ レイヤを右クリックして [プロパティ] をクリックしても、同じオプションにアクセスできます。
  • 子レイヤのマージを選択した場合は、[タイプ別にリスト] の下にあるキャッシュのレイヤのグループ レイヤ ツリー内にそれらの子レイヤが表示されます。グループ キャッシュのレイヤでの子レイヤの表示設定の切り替えは、キャッシュが無効になるのでお勧めできません。これを行うと、必要に応じてキャッシュを再作成する必要があり、コストが高くなります。
  • 異なるディスク キャッシュの形式でキャッシュを統合すると、キャッシュがすべてデフォルトの JPEG 形式を使用するように変更されます。
9/14/2013