樹状図(Dendrogram) (Spatial Analyst)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

シグネチャ ファイル内で順番にマージされたクラス間の属性距離を表示するダイアグラム(樹状図)を構築します。

[樹状図(Dendrogram)] ツールの仕組みの詳細

使用法

構文

Dendrogram (in_signature_file, out_dendrogram_file, {distance_calculation}, {line_width})
パラメータ説明データ タイプ
in_signature_file

樹状図の作成に使用するクラス シグネチャのある入力シグネチャ ファイル

.gsg」という拡張子が必須です。

File
out_dendrogram_file

出力樹状図の ASCII ファイル。

使用できる拡張子は、「.txt」または「.asc」です。

File
distance_calculation
(オプション)

多次元属性空間におけるクラス間の距離の定義方法を指定します。

  • VARIANCE クラス間の距離は、分散とシグネチャの平均値間のユークリッド距離に基づいて計算されます。
  • MEAN_ONLY クラス間の距離は、クラス シグネチャの平均値間のユークリッド距離だけで決定されます。
Boolean
line_width
(オプション)

樹状図の幅を、ライン上の文字数で設定します。

デフォルトは 78 です。

Long

コードのサンプル

Dendrogram(樹状図)の例 1(Python ウィンドウ)

次の例では、入力シグネチャ ファイルを使って Dendrogram(樹状図)のビューを作成しています。

import arcpy
from arcpy.sa import *
Dendrogram("c:/sapyexamples/data/zsamp12.gsg", 
           "c:/sapyexamples/output/z12dendro.txt", "VARIANCE", "")
Dendrogram(樹状図)の例 2(スタンドアロン スクリプト)

次の例では、入力シグネチャ ファイルを使って Dendrogram(樹状図)のビューを作成しています。

# Name: Dendrogram_Ex_02.py
# Description: Constructs a tree diagram showing attribute distances between
#     sequentially merged classes in a signature file.
# Requirements: Spatial Analyst Extension

# Import system modules
import arcpy
from arcpy.sa import *

# Set local variables
inSig = "c:/sapyexamples/data/zsamp12.gsg"
outDendro = "c:/sapyexamples/output/z12dend.txt"
lineLength = ""

# Check out the ArcGIS Spatial Analyst extension license
arcpy.CheckOutExtension("Spatial")

# Execute Dendrogram
Dendrogram(inSig, outDendro, "VARIANCE", lineLength)

環境

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: 次のものが必要 Spatial Analyst
ArcGIS for Desktop Standard: 次のものが必要 Spatial Analyst
ArcGIS for Desktop Advanced: 次のものが必要 Spatial Analyst
9/17/2013