ラスタ関数テンプレート エディタへのアクセス

ラスタ関数テンプレート エディタを使用して、関数チェーンを作成および編集でき、この関数チェーンは *.rft.xml ファイルとして保存されます。

一般的に、次のような場合に、関数チェーン テンプレートを使用できます。

1. モザイク データセットにデータを追加する場合
   • ラスタ タイプ プロパティを開き、[関数] タブをクリックし、処理するテンプレートを右クリックした後、[読み込み]をクリックします。
2. モザイク データセット、あるいは [ラスタ関数の編集] ツール、または [ラスタ関数エディタ] ウィザードを使用しているアイテムの関数チェーンを編集する場合
3. サーバ側の関数をデスクトップと Web アプリケーションの両方のイメージ サービスに加える場合

ラスタ関数テンプレート エディタにアクセスする方法は 2 通りあり、既存の関数チェーンからアクセスするか、ボタンを追加してユーザ インタフェースをカスタマイズすることによってアクセスします。

関数チェーンからのラスタ関数テンプレート エディタへのアクセス

関数チェーンを他の場所で使用するためにテンプレートとして保存する場合は、次の手順で行います。

手順:

1. 関数チェーンを表示します。次に示すように、この操作はさまざまな方法で行うことができます。
   • [画像解析] ウィンドウでレイヤを選択し、[関数の追加] ボタン をクリックします。
   • 関数を含むレイヤのレイヤ プロパティを開き、[関数] タブをクリックします。
   • モザイク データセットのプロパティを開き、[関数] タブをクリックします。
2. [関数チェーン] の下にある最初の項目（）を右クリックし、[テンプレートとしてエクスポート] をクリックします。

   ラスタ関数テンプレート エディタで関数チェーンが開きます。

ボタンからのラスタ関数テンプレート エディタへのアクセス

関数チェーンを新規に作成する場合、または *.rft.xml ファイルを編集する場合は、次の手順で行います。

手順:

1. ArcMap で、[カスタマイズ] メニューをクリックして [カスタマイズ モード] をクリックします。
2. [コマンド] タブをクリックします。
3. [カテゴリ] リストをスクロールして、[ラスタ] をクリックします。
4. [コマンド] リストから、[ラスタ関数テンプレート エディタ] 項目をいずれかのツールバーにドラッグ アンド ドロップします。
5. [閉じる] をクリックします。
   ヒント:

   ツールバーからボタンを削除するには、[カスタマイズ] ダイアログ ボックスを開き、[ラスタ関数テンプレート エディタ] ボタン をクリックし、ツールバーの外にボタンをドラッグ アンド ドロップしてから、[カスタマイズ] ダイアログ ボックスを閉じます。

6. [ラスタ関数テンプレート エディタ] ボタン をクリックして、ラスタ関数テンプレート エディタを開きます。