Version_View_Name
定義
Version_View_Name は、テーブルを入力パラメータとして受け取り、そのテーブルに定義されているバージョン対応ビューの名前を返します。テーブルにバージョン対応ビューがない場合、NULL 文字列またはエラー メッセージが返されます。以下のいずれかが当てはまる場合、テーブルにはバージョン対応ビューが定義されません。
- テーブルがバージョン対応登録されていない。
- テーブルが ArcGIS 10 以前のリリースのクライアントを使用してバージョン対応登録されており、バージョン対応ビューが手動で作成されていない。
- テーブルはバージョン対応登録されているが、バージョン対応ビューが削除されている。
構文
<geodatabase administrator schema>.version_view_name (<table owner>, <table name>)
ほとんどのジオデータベースでは、ジオデータベース管理者のスキーマは sde です。ただし、SQL Server の dbo スキーマ ジオデータベースの場合、このスキーマは dbo になり、Oracle 内のユーザ スキーマ ジオデータベースの場合、このスキーマはユーザのスキーマ名になります。
戻り値のタイプ
文字列
例
以下に、それぞれのデータベース タイプで Version_View_Name 関数を使用する例を示します。
最初の例は、TECH1 が所有する CROPS テーブルに関連付けられたバージョン対応ビューの名前を検索しています。
2 つめの例は、LIVESTOCK テーブルを検索しています。LIVESTOCK テーブルには、バージョン対応ビューが関連付けられていません。
DB2
VALUES sde.version_view_name('TECH1', 'CROPS')
CROPS_VW
VALUES sde.version_view_name('TECH1', 'LIVESTOCK')
Application raised error or warning with diagnostic text:
"TECH1.LIVESTOCK does not have a versioned view".
Oracle
SELECT sde.gdb_util.version_view_name('TECH1', 'CROPS')
FROM DUAL;
SDE.GDB_UTIL.VERSION_VIEW_NAME('TECH1', 'CROPS')
--------------------------------------------------
CROPS_VW
SELECT sde.gdb_util.version_view_name('TECH1', 'LIVESTOCK')
FROM DUAL;
SDE.GDB_UTIL.VERSION_VIEW_NAME('TECH1', 'LIVESTOCK')
----------------------------------------------------
PostgreSQL
SELECT sde.version_view_name('tech1', 'crops');
crops_vw
SELECT sde.version_view_name('tech1', 'livestock');
NO VERSION VIEW FOUND
SQL Server
SELECT sde.version_view_name('tech1', 'crops');
CROPS_VW
SELECT sde.version_view_name('tech1', 'livestock');
9/14/2013