カタログ ウィンドウの概要
カタログ ウィンドウでは、使用可能なすべてのデータ ファイル、データベース、ArcGIS for Server ドキュメントを統合したツリー ビューが提供されます。カタログ ウィンドウのメイン メニューには、マップのホーム フォルダやデフォルトのジオデータベースのような頻繁に利用する場所に移動するためのツールがあります。
カタログ ウィンドウの表示
ArcMap でカタログ ウィンドウが表示されない場合、これを開くには、[標準] ツールバーの [カタログ] ボタン をクリックするか、メイン メニューで [Windows] → [カタログ] の順にクリックします。
収納可能なカタログ ウィンドウの操作
ArcGIS では、ウィンドウを対話形式でアプリケーション ウィンドウの側面に固定および収納したり、必要に応じて開いたままスライドさせることができます。カタログ ウィンドウを収納することで、マップ表示に使用するアプリケーション ウィンドウのスペースを広くすることができます。
カタログ ウィンドウが収納されると、アプリケーションの横に [カタログ] メニュー タブが表示されます。このタブの上にポインタを置くと、カタログ ウィンドウが開きます。
プッシュピンをクリックすると、カタログ ウィンドウが開いたままになります。
右上隅の X をクリックして、カタログ ウィンドウを閉じることができます。
カタログ ウィンドウ
ボタン メニューの下にある主要なカタログ ビューには GIS コンテンツのツリー ビューが表示され、ツリー内でアイテムを移動したり、ハイライト表示したりすることができます。アイテムをハイライト表示すると、下のパネルのコンテンツに、選択したアイテムの情報や詳細が表示されます。選択したアイテムを右クリックすると、ショートカット メニューが表示されます。
カタログ ウィンドウ メニュー
カタログ ウィンドウのメイン メニューには、ツリー ビューの使用時に役立つナビゲーション ツールと表示ツールがあります。
- 戻る - 前のフォルダに戻ります。
- 進む - 次のフォルダに進みます。
- 1 つ上のフォルダへ移動 - ツリーの 1 つ上の階層に移動します。
- ホーム フォルダに移動 - ホーム フォルダに移動します。
- デフォルト ジオデータベースに移動 - デフォルト ジオデータベースに接続します。
- コンテンツ パネルで使用するビューの選択 - コンテンツ パネルで使用するビューを変更します。オプションには、大きなアイコン、リスト、詳細、サムネイルの形式があります。
- フォルダに接続 - フォルダの場所に接続します。
- コンテンツ パネルの切り替え - コンテンツ パネルの表示を切り替えます。
- オプション - [カタログ オプション] ダイアログ ボックスを開きます。注意:
[カタログ オプション] ダイアログ ボックスには、カタログ ウィンドウと ArcCatalog からアクセスできます。カタログ ウィンドウからこのダイアログ ボックスにアクセスした場合は、タブがすべて表示されるわけではありません。カタログ ウィンドウからホーム フォルダの場所を変更するには、[オプション] ダイアログ ボックスにアクセスします。
ツリー ビューのノード
カタログ ウィンドウでは、一連の上位レベルのノードがツリー ビューに表示されます。これらのノードは、多数のワークスペース フォルダ、ジオデータベース、ツールボックス、GIS サーバ、およびその他のリソースへの接続を確立するために使用します。
- ホーム - マップ ドキュメントが格納されるフォルダです。ホーム フォルダの接続は、常にカタログ ツリーの最上部に表示されます。
- フォルダ接続 - 追加のワークスペース フォルダへの接続です。フォルダの内容は、各フォルダの下に一覧表示されます。
- ツールボックス - このノードは、ジオプロセシング ツールの整理やアクセスに使用します。
- Interoperability Connections - オプションである Data Interoperability エクステンション製品の多数の特別なデータ形式にアクセスするために使用します。Safe Software の FME 製品にアクセスして、GIS データの相互運用性を確保するために使用します。
- データベース サーバ - SQL Server Express に格納され管理されているジオデータベースに、管理者として接続するために使用します。
- データベース接続 Oracle、SQL Server、SQL Server Express、IBM DB2、Informix、PostGreSQL 内の ArcSDE ジオデータベースへの接続をユーザが確立するために使用します。
- GIS サーバ - ArcGIS for Server、ArcIMS サーバ、および各種の OGC WMS サービスや WFS サービスへの接続を確立するために使用します。
- マイ ホスト サービス - ArcGIS Online サーバに接続するために使用します。ArcGIS Online にアクセスできる必要があります。