トラッキング サービス モニタ

[トラッキング サービス モニタ] は、リアルタイム トラッキング サービスの状態を表示し監視することができるドッキング可能なウィンドウです。これは複数の Tracking Server 接続や多数のトラッキング サービスを使用していて、その最新の状態に関する情報を把握する必要がある場合には特に便利です。 

レガシーレガシー:

[トラッキング サービス モニタ] を使用するためには、Esri Tracking Server バージョン 10(またはそれ以降)に接続する必要があります。[トラッキング サービス モニタ] はバージョン 10 より前の Esri Tracking Server のバージョンとは互換性がありません。

必要に応じて、利用できるトラッキング サービスと Tracking Server 接続のすべてのリストを表示することができます。または自分のマップ(および対応する Tracking Server 接続)のトラッキング サービスのみを表示することも可能です。[トラッキング サービス モニタ] はドッキング可能なウィンドウであるため、さまざまな場所にドッキングすることが可能です。またはドッキングせずに好みの場所に配置することも可能です。また、マップ上のスペースを節約するために使用することができるコンパクト モードがあります。

トラッキング サービス モニタ

Tracking Server 接続リスト

[トラッキング サービス モニタ] の上部には Tracking Server 接続のリストがあります。各接続に関して、接続の時間や期間などの統計情報が表示されます。Tracking Server 接続が何らかの理由により切断された場合には、リストに反映されます。リスト上の各サーバー接続の横のチェックボックスを使って、利用可能なサービスに関する詳細な情報を下部のトラッキング サービス リストに表示することができます。

トラッキング サービス リスト

[トラッキング サービス モニタ] の下部にはトラッキング サービスのリストがあります。チェックボックスがオンになっている Tracking Server 接続のトラッキング サービスのみが表示されます。統計情報によっては(前回のメッセージ数など)、すべてのトラッキング サービスで表示される場合もあります。現在サービス(マップ上のサービス)を定期受信している場合には、受信の時間やマップ上の現在のフィーチャの数などの追加の統計情報が表示されます。

トラッキング サービスのデータ レートが警告メッセージの閾値以下となった場合には、リストに警告アイコンが表示されます。これはトラッキング サービスに問題がある可能性があることを示します。トラッキング サービスによってデータ レートは異なるため、警告メッセージの閾値は構成を変更することができます。自分のサービスの通常のデータ レートに基づいて警告メッセージの閾値を適切に設定し、起こりうる問題に対して適切なタイミングで警告メッセージが出るようにします。

各トラッキング サービスの横のチェックボックスを使って、サービスを[トラッキング サービス モニタ] のコンパクト モードに含めるかどうかを指定することができます。

コンパクト モード

[トラッキング サービス モニタ] の上部のチェックボックスを使用して、ウィンドウをコンパクト モードのオンオフを切り替えることができます。コンパクト モードは、利用可能なトラッキング サービスのサブセットの情報のみを表示することで、マップ上のスペースを節約します。コンパクト モードで表示するサービスのサブセットを確認するには、[トラッキング サービス モニタ] がコンパクト モードでないときに必要なトラッキング サービスのチェックボックスをオンにします。コンパクト モードでは Tracking Server 接続に関する情報は表示されません。

関連トピック

9/14/2013