ArcMap での Schematics
ArcGIS Schematics エクステンションをインストールした後、3 つの Schematics ツールバー([スケマティック]、[スケマティック エディタ]、[スケマティック ネットワーク解析])を ArcMap に追加できます。これらのツールバーを使用すると、ArcMap から Schematics の機能に直接アクセスできます。
ツールバーは、出荷時の設定のまま使用するだけでなく、Schematics ツールセットから目的のコマンドを選択して自由に整理することにより、独自に定義できます。これは、次のように、標準 ArcMap ユーザ インタフェースのカスタマイズ機能を使用して行えます。[カスタマイズ] → [カスタマイズ モード] の順にクリックし、[カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [コマンド] タブをクリックして [Schematics] をオンにした後、目的のボタンを [コマンド] リストから選択します。
3 つの Schematics ツールバーで使用できる標準スケマティック ツールでは、次の操作を実行できます。
- スケマティック データセット エディタで定義したスケマティック ダイアグラム テンプレートから新しいスケマティック ダイアグラムを作成する。
- スケマティック データセットに格納されているスケマティック ダイアグラムを視覚化および操作する。
- スケマティック ダイアグラムに関連するレイヤ プロパティを再定義し、そのレイヤ プロパティ定義を他のダイアグラムに反映する。
- スケマティック ダイアグラムに対して編集セッションを開始し、それらをレイアウトおよび調整し、編集内容を保存する。
- 選択した地理フィーチャに関連するスケマティック フィーチャをマップ内で簡単に識別する。または、選択したスケマティック フィーチャに関連する地理フィーチャを簡単に識別する。
ライセンス:
スケマティック ダイアグラムの作成、更新、および編集を行うには、ArcGIS for Desktop Standard または Advanced のライセンスが必要です。ArcGIS for Desktop Basic ライセンスでは、スケマティック ダイアグラムの表示しかできません。
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9/14/2013