リレーションシップ プロパティの表示と変更
このトピックは、ArcGIS for Desktop Standard および ArcGIS for Desktop Advanced にのみ該当します。
リレーションシップ クラスは、ArcGIS for Desktop Advanced および ArcGIS for Desktop Standard では作成と編集が可能ですが、ArcGIS for Desktop Basic では読み取り専用になります。リレーションシップ クラスに属しているフィーチャクラスも ArcGIS for Desktop Basic では読み取り専用です。
リレーションシップ クラスを作成すると、リレーションシップ クラスはカタログ ツリーに表示され、そのプロパティおよび特定のフィーチャクラスに対するリレーションシップを確認できるようになります。
リレーションシップ クラスの作成時に指定したプロパティは、名前を除いて変更できません。リレーションシップ ルールは自由に設定および変更することができます。他のプロパティを変更する必要がある場合は、リレーションシップ クラスをいったん削除して、再度作成するのがより簡単な方法です。ただし、リレーションシップのルールの数が多い場合、それらを再設定するのは面倒かもしれません。このプロセスを単純にする方法の 1 つは、再利用可能な UML(Unified Modeling Language)モデル図を使用して、リレーションシップ クラスを作成することです。これにより、必要に応じて変更または再実行することが可能になります。
ArcCatalog およびカタログ ウィンドウでは、ジオデータベースのいずれかのコンテンツが ArcMap または ArcCatalog でアクセスされている場合、リレーションシップ クラスまたはその他のジオデータベース データセットのプロパティを変更することはできません。変更を行う前に、ArcMap と ArcCatalog のインスタンスがほかにも実行されていれば、閉じてください。