ネットワーク ロケーションのリバース ジオコーディング

ジオコーディングは、住所を指定して、その住所の地理的な位置を見つけるプロセスです。リバース ジオコーディングはその反対のプロセスです。地理的な位置を指定して、その位置に最も近い住所を見つけます。ArcGIS Network Analyst エクステンションでは、作成、読み込み、または移動をするポイントベースのネットワーク ロケーションにリバース ジオコーディングを適用できます。最も近い住所は、ネットワーク ロケーションの [Name] フィールドに割り当てられます。

最も近い住所は、ネットワーク上のポイントの位置から内挿されます。この位置は、必ずしもシンボルの地理的な位置というわけではありません。つまり、最初に地理的な位置がネットワークにスナップされ、最も近い住所はそのポイントから検出されるのです。

手順:
  1. [スタート] [すべてのプログラム] [ArcGIS] [ArcMap 10.1] の順にクリックして、ArcMap を起動します。
  2. [Network Analyst] ツールバーで、[Network Analyst] [オプション] の順にクリックします。

    [ネットワーク解析オプション] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [ロケーション名] タブをクリックします。
  4. [所在地住所を使用] チェックボックスをオンにします。
  5. 住所ロケータを選択します。
    • 住所ロケータが ArcMap にすでに追加済みの場合は、[住所ロケータ] ドロップダウン リストから選択できます。
    • そうでない場合は、[参照] ボタンをクリックして、住所ロケータを指定します。
  6. [次の場合、ロケーション名を編集] フレームで、リバース ジオコード アドレスを実行するシナリオを選択します。
  7. [OK] をクリックします。

    最後のステップでオンにしたチェックボックスの内容によって、その後に続くポイントベースのネットワーク ロケーションの追加、移動、読み込み処理によって、最も近い住所が [名前] プロパティに格納されます。

  8. 注意注意:

    [ロケーションの読み込み] ダイアログ ボックスの下部の [高度な設定] をクリックして [Network Analyst ロケーション オプション] ダイアログ ボックスを開き、そこでプロパティを設定すると、その設定はロケーションの読み込みにおいて Network Analyst オプションより優先されます。

9/14/2013