モバイル キャッシュの同期(Synchronize Mobile Cache) (モバイル)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

このツールは、更新されたモバイル キャッシュとそれに関連するアタッチメント(利用可能な場合)を、抽出元のマップ ドキュメントを使用してデータ ソースと同期させます。

使用法

構文

SynchronizeMobileCache_mobile (input_mapDocument, input_inputFolder, {input_uploadChanges}, {input_downloadChanges}, {input_layers}, {input_version})
パラメータ説明データ タイプ
input_mapDocument

モバイル キャッシュと同期させるマップ ドキュメント。

ArcMap Document
input_inputFolder

モバイル キャッシュとアタッチメント(利用可能な場合)が配置されているディレクトリ

Folder
input_uploadChanges
(オプション)

モバイル キャッシュからの変更データをマップ ドキュメントにアップロードするかどうかを、以下のように指定します。

  • UPLOAD_CHANGES指定されたモバイル キャッシュの変更データがマップ ドキュメントにアップロードされます。これがデフォルトです。
  • NO_UPLOAD_CHANGES指定されたモバイル キャッシュの変更データがマップ ドキュメントにアップロードされません。
Boolean
input_downloadChanges
(オプション)

マップ ドキュメントのデータをモバイル キャッシュにダウンロードするかどうかを、以下のように指定します。

  • DOWNLOAD_CHANGESデータ ソースの変更データを、指定されたモバイル キャッシュにダウンロードします。これがデフォルトです。
  • NO_DOWNLOAD_CHANGESデータ ソースの変更データを、指定されたモバイル キャッシュにダウンロードしません。
Boolean
input_layers
(オプション)

同期するレイヤの名前。

String
input_version
(オプション)

データをダウンロードするジオデータベースのバージョン

String

コードのサンプル

Synchronize Mobile Cache(モバイル キャッシュの同期)の例 1(Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで SynchronizeMobileCache(モバイル キャッシュの同期)ツールを使用する方法を示しています。モバイル キャッシュのすべてのレイヤを、マップ ドキュメントと同期させます。フィーチャクラスに関連付けられたアタッチメントも同期されます。

arcpy.SynchronizeMobileCache_mobile("C:/CampusMap/Campus.mxd","C:/CampusMap/MobileMap/Campus","UPLOAD_CHANGES","DOWNLOAD_CHANGES","#","#")
Synchronize Mobile Cache(モバイル キャッシュの同期)の例 2(スタンドアロン Python スクリプト)

以下のスタンドアロン スクリプトは、SynchronizeMobileCache(モバイル キャッシュの同期)ツールを使用して、モバイル キャッシュ内の選択されたレイヤを、アタッチメントを含めてマップ ドキュメントと同期させる方法を示しています。

import arceditor
import arcpy
Campus_mxd = "C:\\CampusMap\\Campus.mxd"
Campus = "C:\\CampusMap\\MobileMap\\Campus"
arcpy.SynchronizeMobileCache_mobile(Campus_mxd,Campus,"UPLOAD_CHANGES","DOWNLOAD_CHANGES","PointAttachmentAtCache;LineAttachmentAtCache;PolygonAttachmentAtCache;PointWithoutAttachmentAtCache;LineWithoutAttachmentAtCache;PolygonWithoutAttachmentAtCache","")

環境

このツールはジオプロセシング環境を使用していません

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: ○
ArcGIS for Desktop Standard: ○
ArcGIS for Desktop Advanced: ○
9/24/2013