メタデータの公開の概要

ArcGIS のすべてのアイテムには説明が含まれています。説明はリソースを特定し、ArcGIS for Desktop で検索したときにそのリソースを見つけられるようにします。ただし、アイテムとその説明は ArcGIS for Desktop に排他的に存在するわけではありません。アイテムとその説明を、GIS リソースの検索と使用を支援するさまざまなサイトに公開することができます。そのためのオプションを以下に示します。

ArcGIS Online - GIS リソースの共有、検索、使用を可能にします。インターネット接続が可能な ArcGIS ユーザは、Esri、ArcGIS ユーザ、およびその他の権威あるデータ プロバイダが公開したコンテンツを検索できるだけでなく、独自コンテンツのアップロードや共有もできます。リソースを公開する場合、[説明] タブまたはアイテムの [プロパティ] ダイアログ ボックスを使用して提供する簡単な説明がアイテムとともに公開され、他のユーザが検索したときにそのリソースを見つけやすくします。

Geodata.gov - 電子政府イニシアティブの一部として米国の連邦、州、および地方のマップ、データ、サービスへのアクセスを提供するジオポータルです。さまざまな GIS リソースを検索して発見し、検索内容を保存し、見つけたライブ サービスを使用して構築したマップを保存することができます。

ジオポータル - Esri Geoportal Server を使用すると、共有する必要のある GIS リソースを他のユーザが検索できるように、メタデータ カタログを提供することができます。ジオポータルでは、アイテムの簡単な説明ではなく、アイテムの完全なメタデータにインデックスを付け、検索できます。自分のリソースに関する情報を、別の組織が管理するコミュニティ ジオポータルに提供できる場合もあります。

ArcIMS メタデータ サービス - ArcIMS メタデータ サービスは、検索可能なオンライン メタデータ カタログであり、このサービスを使用すると、自分の GIS リソースに関する情報を共有できます。独自のメタデータ サービスをホストすること、またはアイテムを説明したメタデータをコミュニティ向けのメタデータ サービスに公開することができます。以前のバージョンの ArcIMS でホストされた ArcIMS メタデータ サービスを利用できる場合は、現行バージョンの ArcGIS for Desktop でメタデータを公開できます。

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9/14/2013