データの管理とトランザクションの概要

ジオデータベースは、データセットにまとめられたジオグラフィック データを格納します。また、ジオデータベースでは、空間データに加えて非空間データも管理することができます。ジオデータベースで管理できるデータセットの種類としては、オブジェクト、フィーチャクラス、リレーションシップ クラス、トポロジ、ネットワーク、テレイン、ラスタ データセット、ラスタ カタログなどが挙げられます。ArcSDE ジオデータベースは、データをリレーショナル データベースに格納し、リレーショナル データベースの機能を利用して、大規模なデータセットの格納と効率的なデータへの複数ユーザ同時アクセスをサポートします。

ArcSDE ジオデータベースの一般的なライフ サイクルは、次のステップで構成されます。

データの編集と保守の段階においてジオデータベースに加えられる変更には次のようなものがあります。

上記の変更はいずれも、ジオデータベースに対して実行されるアプリケーション定義の作業単位またはトランザクションに対応します。

データ整備の方策」のトピックでは、さまざまな地理データに対して実行され、処理の複雑さや実行時間の異なる多様なトランザクションをサポートする方法について説明します。

関連トピック

9/17/2013