対話形式によるクラス レベルでの競合の解決
このトピックは、ArcGIS for Desktop Standard および ArcGIS for Desktop Advanced にのみ該当します。
リコンサイルの際に編集バージョンとターゲット バージョン間で競合(コンフリクト)が発生した場合には、[競合] ダイアログ ボックスでこれらの競合を解決することができます。[コンフリクト解決] ダイアログ ボックスが表示されるのは、編集オプションを [自動的に変更を保存しない] または [競合がない場合のみ、自動的に変更を保存] に設定している場合に限られます。
競合を解決する際には、フィーチャおよび属性のバージョン編集におけるどの状態を採用するかについて決定します。
クラス レベルでの競合解決は、編集バージョンにおいて採用されたフィーチャクラスの状態が、そのフィーチャクラスにおいて競合しているすべてのフィーチャと属性に適用されることを意味します。たとえば、消火栓フィーチャクラスのコンフリクト バージョンを使用して編集バージョンを置換することにした場合、消火栓フィーチャクラスのすべての競合がコンフリクト バージョンの属性値で置換されます。
手順:
- [コンフリクト] リストで、競合解決するフィーチャクラスを右クリックします。
- ショートカット メニューで、編集バージョンのフィーチャクラスで発生しているすべての競合を解決するために採用するバージョンを指定するオプション([クラスをリコンサイル前バージョンで置換]、[クラスを競合バージョンで置換]、[クラスを共通の上位バージョンで置換])のいずれかをクリックします。
ヒント:
[コンフリクト] リストのフィーチャクラスをクリックまたは右クリックすると、ダイアログ ボックスの競合が表示されなくなります。
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9/17/2013