レプリカ フットプリントの作成

[レプリカ フットプリントの作成] ウィザードを使用して、レプリカ マネージャのコンテンツをポリゴン フィーチャクラスにエクスポートすることができます。各レプリカの空間フィルタとして使用されるジオメトリは、Shape 列に格納されます。フィーチャクラスの属性には、レプリカ マネージャの情報が格納されます。レプリカ フットプリント フィーチャクラスで値を変更しても、ジオデータベースのレプリカは更新されません。

フィーチャクラスは、情報の検索が可能な、便利な管理ツールとして機能します。たとえば、メッセージを待機しているすべてのレプリカを検索したり、特定のユーザが所有しているすべてのレプリカを検索したりできます。

レプリカ フットプリント フィーチャクラスの Shape 列には、常にポリゴンが格納されます。レプリカ ジオメトリとして別のジオメトリ タイプ（ポイント、ラインなど）が使用されている場合は、そのジオメトリのバッファがレプリカ フットプリント フィーチャクラスに格納されます。レプリカ ジオメトリが使用されていない場合は、Shape 列に Null ポリゴンが格納されます。

レプリカ フットプリント フィーチャクラスは、Unknown ではない最初のレプリカの空間参照を使用します。Unknown を使用するのは、すべてのレプリカの空間参照が Unknown の場合です。空間参照が Unknown のレプリカが一部である場合、これらのレプリカのレプリカ ジオメトリには Null ポリゴンが格納されます。

ヒント:

[レプリカ フットプリントの作成] ジオプロセシング ツールを使用してレプリカ フットプリント フィーチャクラスを作成することもできます。詳細については、「レプリカ フットプリントの作成」をご参照ください。

手順:

1. [スタート] → [すべてのプログラム] → [ArcGIS] → [ArcMap 10.1] の順にクリックして、ArcMap を起動します。
2. レプリカ ジオデータベースのデータを ArcMap に追加します。

   このウィザードでは、ローカル ジオデータベースとリモート ジオデータベースの両方がサポートされています。ArcMap でリモートのジオデータベースにアクセスするには、ジオデータ アクセス機能が有効化されたマップ サービスを使用します。

3. [分散ジオデータベース] ツールバーがまだ開いていない場合は、メイン メニューの [カスタマイズ] をクリックし、[ツールバー] をポイントして [分散ジオデータベース] をクリックします。
4. [分散ジオデータベース] ツールバーの [レプリカ フットプリントの作成] ボタンをクリックします。
5. ローカルまたはリモートの出力ジオデータベースを選択して、[OK] をクリックします。