モデルのドキュメント化
モデル、およびそのモデルの保存先のツールボックスは、他のジオプロセシング ツールと同様にドキュメント化できます。
- 作成したツールまたはツールボックスを右クリックし、[アイテム説明] をクリックします。 [アイテム説明] ウィンドウが開き、[説明] ページが表示されます。
- [編集] ボタン
をクリックします。
- 各カテゴリの説明を入力し、[保存] ボタン
をクリックします。
モデル ツールについて記述する標準のドキュメントに加えて、モデル図の解釈と理解を容易にすることでモデルを理解しやすくすることができます。モデルを作成するときのいくつかの注意事項を以下に示します。
- 変数とツールの名前を変更して、モデル内での役割がわかるようにします。たとえば、[クリップ(Clip)] ツールの名前を「調査領域の切り取り (Cut out study area)」や「バッファ内部のポイントを検索 (Find points inside buffer)」に変更しておくと、[クリップ(Clip)] ツールがどのような役割で使用されるかはっきりします。同様に、「入力フィーチャ (Input features)」という変数は、「入力道路フィーチャ データセット(Input street features dataset)」という名前に変更すると、役割がさらに具体的になります。
- モデルのレイアウト(要素の配置状況)を理解しやすいものにします。
- 要素のラベルと図テキストのラベルを使用します。
- 通常の楕円形や長方形ではなく要素のグラフィックスを使用します。
- モデル、またはモデルの背景にある技術について説明した Web サイトが存在する場合は、その Web リンクをモデルのラベルに含めることができます。
- モデル変数としてモデルに設定したジオプロセシング環境を公開します。これを行うと、ユーザは、モデルに影響を与えている環境を簡単に確認できます。
- モデルをグラフィックスとしてエクスポートし、モデルのドキュメント内でそのグラフィックスを使用します。
![レガシー レガシー](rsrc/legacy.png)
右クリックして表示されるショートカットメニューの [ドキュメントを編集] オプションは ArcGIS 10 で削除されました。
9/14/2013