プロセスの状態について

モデル プロセスは、ツールとツールに接続されたすべての変数で構成されます。コネクタ ラインは処理の順序を示します。

1 つのモデルに複数のプロセスが含まれる場合もあり、あるプロセスの出力を別のプロセスの入力にするように、これらのプロセスを連結できます。

モデル内の各プロセスは、実行不能、実行可能、実行中、および実行済みの 4 つの状態のいずれかになります。

プロセスの状態	説明
実行不能	ツールを [ModelBuilder] ウィンドウに最初にドラッグした時点では、必須パラメータの値が指定されていないためプロセスは「実行不能」の状態になり、ツールは白色で表示されます。「実行不能」の状態は、モデルを ModelBuilder で実行できないことを意味します。空のデータ変数または値変数をモデル パラメータとして公開している場合は、[カタログ] ウィンドウまたは [ArcToolbox] ウィンドウからモデル ツールのダイアログ ボックスを開き、モデル パラメータの値を指定できます。
実行可能	必須パラメータの値がすべて指定されると、プロセスは「実行可能」になります。「実行可能」のプロセスは色付きのシンボルで表示されます。入力データ エレメントは青色、ツール エレメントは黄色またはオレンジ、および出力データ エレメントは緑色で表示されます。
実行中	プロセスは現在実行中です。実行中のツールは赤色で表示されます。 ModelBuilder でのモデルの実行についての詳細
実行済み	モデルを ModelBuilder で実行した場合は、ツール エレメントと出力データ エレメントが影付きで表示され、プロセスが実行済みであることを表します。

注意:

すべての ArcGIS システム ツールは、モデルに追加した時点では空（色なし）になります。ただし、[値の収集（Collect Values）] および [ブランチのマージ（Merge Branch）] ツールは例外です。