Oracle に格納されたジオデータベースのシステム テーブル
ジオデータベースのシステム テーブルは、ジオデータベースの振舞いを施行し、ジオデータベースに関する情報を格納し、ジオデータベースに格納されたデータを追跡します。
View a diagram of the ArcSDE geodatabase system tables.
このファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader が必要です。
ArcGIS ソフトウェア以外のものを使用して システム テーブルとその内容を変更することはできません。ただし、SQL を使用してシステム テーブルの内容を表示することはできます。
COLUMN_REGISTRY
COLUMN_REGISTRY テーブルは、すべての登録された列を管理します。
SQL インタフェースを使用して列の定義を変更した場合、COLUMN_REGISTRY テーブル内のレコードは更新されません。このことが原因で、以降のデータのエクスポートに失敗することがあります。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
TABLE_NAME |
NVARCHAR2(160) |
登録済みの列が含まれているテーブルの名前 |
NOT NULL |
OWNER |
NVARCHAR2(32) |
列の存在するテーブルの所有者(テーブルを作成したユーザ) |
NOT NULL |
COLUMN_NAME |
NVARCHAR2(32) |
登録済みの列の名前 |
NOT NULL |
SDE_TYPE |
NUMBER(38) |
列のデータ タイプのコード。設定可能な値と定義には次のようなものがあります。
|
|
COLUMN_SIZE |
NUMBER(38) |
登録済みの列の値の長さ |
|
DECIMAL_DIGITS |
NUMBER(38) |
列の値の小数点以下の整数の数 |
|
DESCRIPTION |
NVARCHAR2(65) |
列のタイプの説明 |
|
OBJECT_FLAGS |
NUMBER(38) |
次に示すような、列のプロパティを格納します。
|
NOT NULL |
OBJECT_ID |
NUMBER(38) |
列がラスタ列である場合は RASTER_COLUMNS テーブルの RASTERCOLUMN_ID に設定され、列がジオメトリ列である場合は LAYERS テーブルの LAYER_ID に設定される。 |
COMPRESS_LOG
COMPRESS_LOG テーブルは、ジオデータベースで実行されるすべての圧縮操作を追跡します。
このテーブルは、ジオデータベースを最初に圧縮したときに作成されます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
SDE_ID |
NUMBER(38) |
圧縮処理のプロセス ID 番号であり、PROCESS_INFORMATION テーブルの SDE_ID 列を参照する。 |
NOT NULL |
SERVER_ID |
NUMBER(38) |
圧縮処理を実行した、または実行している ArcSDE サーバ プロセスのシステム プロセス ID |
NOT NULL NOT NULL |
DIRECT_CONNECT |
VARCHAR2(1) |
Y(はい)または N(いいえ)で、クライアントがジオデータベースにダイレクト コネクションを使用したかどうかを示す |
NOT NULL |
COMPRESS_START |
DATE |
圧縮処理が開始された日付と時刻 |
NOT NULL |
START_STATE_COUNT |
NUMBER(38) |
圧縮開始時に存在しているステートの数 |
NOT NULL |
COMPRESS_END |
DATE |
圧縮操作の完了した日時 |
|
END_STATE_COUNT |
NUMBER(38) |
圧縮操作後に残存しているステートの数 |
|
COMPRESS_STATUS |
NVARCHAR2(20) |
圧縮操作が正常に実行されたかどうかを示す |
DBTUNE
DBTUNE テーブルには、フィーチャクラスなどの ArcSDE データ オブジェクトのコンフィグレーション キーワードが格納されます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
KEYWORD |
NVARCHAR2(32) |
コンフィグレーション キーワード |
NOT NULL |
PARAMETER |
NVARCHAR2(32) |
コンフィグレーション パラメータ |
NOT NULL |
CONFIG_STRING |
NCLOB |
コンフィグレーション パラメータの値 |
GDB_ITEMRELATIONSHIPS
GDB_ITEMRELATIONSHIPS テーブルには、GDB_ITEMS テーブル内のオブジェクトの関連付け方法に関する情報が格納されます。たとえば、このテーブルではフィーチャ データセットとレプリカが追跡されます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
OBJECTID |
NUMBER(38) |
行の一意な ID |
NOT NULL |
UUID |
CHARACTER(38) |
アイテムの一意な ID |
NOT NULL |
TYPE |
CHARACTER(38) |
GDB_ITEMRELATIONSHIPTYPES テーブルの UUID に対応 |
NOT NULL |
ORIGINID |
CHARACTER(38) |
GDB_ITEMS テーブルの UUID に対応 |
NOT NULL |
DESTID |
CHARACTER(38) |
GDB_ITEMS テーブルの UUID に対応 |
NOT NULL |
ATTRIBUTES |
BLOB |
属性ペアを表すプロパティ セット |
|
PROPERTIES |
NUMBER(38) |
アイテム プロパティのビットマスク |
GDB_ITEMRELATIONSHIPTYPES
GDB_ITEMRELATIONSHIPTYPES テーブルは、GDB_ITEMS テーブルのオブジェクト間に存在するリレーションシップのタイプに関するデータを保持します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
OBJECTID |
NUMBER(38) |
行の一意な ID |
NOT NULL |
UUID |
CHARACTER(38) |
アイテムの一意な ID |
NOT NULL |
NAME |
NVARCHAR2(226) |
リレーションシップ タイプの名前。次の値が含まれます。
|
NOT NULL |
FORWARDLABEL |
NVARCHAR2(226) |
関連元アイテムの関係からリレーションシップを説明するラベル |
|
BACKWARDLABEL |
NVARCHAR2(226) |
関連先アイテムとの関係からリレーションシップを説明するラベル |
|
ORIGITEMTYPEID |
CHARACTER(38) |
GDB_ITEMTYPES テーブルの UUID に対応 |
NOT NULL |
DESTITEMTYPEID |
CHARACTER(38) |
GDB_ITEMTYPES テーブルの UUID に対応 |
NOT NULL |
ISCONTAINMENT |
NUMBER(4) |
関連元アイテムの存在が関連先オブジェクトの存在を制御するかどうかを示す |
GDB_ITEMS
アイテムとは ArcGIS システムで使用されるオブジェクトで、インデックスを作成したり検索することができます。テーブル、ドメイン、トポロジ、ネットワークなどが含まれます。GDB_ITEMS テーブルは、ジオデータベースに格納されるすべてのアイテムに関する情報を保持します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
OBJECTID |
NUMBER(38) |
行の一意な ID |
NOT NULL |
UUID |
CHARACTER(38) |
アイテムの一意な ID |
NOT NULL |
TYPE |
CHARACTER(38) |
GDB_ITEMTYPES テーブルの UUID に対応 |
NOT NULL |
NAME |
NVARCHAR2(226) |
アイテムの名前(論理) |
|
PHYSICALNAME |
NVARCHAR2(226) |
アイテムの完全修飾名 |
|
PATH |
NVARCHAR2(512) |
アイテムに対する一意な相対パス |
|
URL |
NVARCHAR2(255) |
アイテムに関連付けられた URL(カタログ サービスで使用) |
|
PROPERTIES |
NUMBER(38) |
アイテム プロパティのビットマスク |
|
DEFAULTS |
BLOB |
シリアライズされたレンダラ、フィーチャクラスのシンボル、テーブルの列幅、色、フォントなど、元になるデータセットから独立したアイテムの情報 |
|
DATASETSUBTYPE1 |
NUMBER(38) |
テーブルのフィーチャ タイプを示す フィーチャクラスとラスタ カタログについては、次の値が設定可能です。
リレーションシップ クラスの場合、リレーションシップ クラスの基数が格納されます。設定可能な値は次のとおりです。
トポロジの場合、この列にはトポロジ ID が格納されます。 |
|
DATASETSUBTYPE2 |
NUMBER(38) |
テーブルのジオメトリ タイプを示す フィーチャクラスとラスタ カタログについては、次の値が設定可能です。
リレーションシップ クラスでは、この列の値はリレーションシップ クラスが属性付きかどうかを示します。値は、0(属性なし)または 1(属性付き)のいずれかです。 |
|
DATASETINFO1 | NVARCHAR2(255) | フィーチャクラスの Shape フィールド名を格納 | |
DATASETINFO2 | NVARCHAR2(255) | トポロジに属しているフィーチャクラスの情報を格納 | |
DEFINITION |
NUMBER(38) |
アイテムに関する情報を格納 |
|
DOCUMENTATION |
NUMBER(38) |
アイテムのデータ定義(メタデータ) |
|
ITEMINFO |
NUMBER(38) |
元になるデータセットから独立したアイテムの情報(シンボルなど)を格納 |
|
SHAPE |
ST_GEOMETRY |
アイテムの空間範囲 |
GDB_ITEMTYPES
GDB_ITEMTYPES テーブルは、GDB_ITEMS テーブル内の各アイテムのオブジェクト タイプに関する情報を格納します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
OBJECTID |
NUMBER(38) |
行の一意な ID |
NOT NULL |
UUID |
CHARACTER(38) |
アイテムの一意な ID |
NOT NULL |
PARENTTYPEID |
CHARACTER(38) |
この(GDB_ITEMTYPES)テーブルの UUID に対応 |
NOT NULL |
NAME |
NVARCHAR2(226) |
アイテム タイプの名前。次の値が含まれます。
|
NOT NULL |
GDB_REPLICALOG
レプリカのエクスポートまたはインポートが変更されるたびに、操作に関する情報が GDB_REPLICALOG テーブルに格納されます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
ID |
NUMBER(38) |
行の一意な ID |
NOT NULL |
REPLICAID |
NUMBER(38) |
GDB_ITEMS テーブルの OBJECTID フィールドに対応 |
NOT NULL |
EVENT |
NUMBER(38) |
インポート(1)とエクスポート(2)のどちらがログ記録されたのかを示します。 |
|
ERRORCODE |
NUMBER(38) |
イベントに関連付けられたエラー コード。開発者ヘルプを検索して、エラーに関連付けられた説明を取得できます。イベントが正常に終了した場合は、成功のエラー コードが返されます。 |
NOT NULL |
LOGDATE |
DATE |
イベントが発生した日付 |
NOT NULL |
SOURCEBEGINGEN |
NUMBER(38) |
1 つのイベント内で複数の世代のデータ変更がインポートまたはエクスポートされる場合があります。この値は、必要とされる変更の最初の世代の世代番号を示します。たとえば、世代 1 ~ 3 がインポートされた場合、このフィールドの値は 1 になります。 |
NOT NULL |
SOURCEENDGEN |
NUMBER(38) |
1 つのイベント内で複数の世代のデータ変更がインポートまたはエクスポートされる場合があります。この値は、必要とされる変更の最後の世代の世代番号を示します。たとえば、世代 1 ~ 3 がインポートされた場合、このフィールドの値は 3 になります。 |
NOT NULL |
TARGETGEN |
NUMBER(38) |
変更の適用される世代。この値を使用して、変更がターゲット レプリカ内の適切なバージョンに適用されるようにします。 |
NOT NULL |
GDB_TABLES_LAST_MODIFIED
GDB_TABLES_LAST_MODIFIED テーブルは、クライアント アプリケーションにジオデータベース システム テーブルがキャッシュされた際の整合チェックに使用します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
TABLE_NAME |
NVARCHAR2(160) |
変更されたジオデータベース システム テーブルの名前 |
NOT NULL |
LAST_MODIFIED_COUNT |
NUMBER(38) |
システム テーブルが変更された回数。この値は変更が行われるたびに 1 増加します。 |
NOT NULL |
GEOMETRY_COLUMNS
GEOMETRY_COLUMNS テーブルには、OpenGIS SQL 仕様に準拠するデータベースのジオメトリ タイプの列ごとに行が 1 つ格納されます。ArcSDE は、これを書き込み専用のテーブルとして扱います。ArcSDE がこのテーブルにアクセスするのは、OpenGIS SQL データ形式を使用するレイヤが追加または削除された場合だけです。このテーブルは、OpenGIS SQL 仕様に基づいて定義され、ArcSDE で管理されないジオメトリ列を使用する他のアプリケーションによって更新される場合があります。OpenGIS に準拠する形式で新しいジオメトリ列が作成されると、完全修飾名のテーブル、列名、空間参照 ID(SRID)が GEOMETRY_COLUMNS テーブルに追加されます。
各 Geometry 列には空間参照系が関連付けられます。ArcSDE は、各空間参照系に関する情報を SPATIAL_REFERENCES テーブルに格納します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
F_TABLE_CATALOG |
NVARCHAR2(32) |
フィーチャ テーブルが格納されているデータベース。 |
|
F_TABLE_SCHEMA |
NVARCHAR2(32) |
ビジネス テーブルが格納されているスキーマ。 |
NOT NULL |
F_TABLE_NAME |
NVARCHAR2(160) |
データセットのビジネス テーブルの名前。 |
NOT NULL |
F_GEOMETRY_COLUMN |
NVARCHAR2(32) |
ビジネス テーブルのジオメトリ列の名前。 |
NOT NULL |
G_TABLE_CATALOG |
NVARCHAR2(32) |
Geometry 列が格納されているデータベース。 |
|
G_TABLE_SCHEMA |
NVARCHAR2(32) |
Geometry 列が含まれているテーブルのスキーマ。 |
NOT NULL |
G_TABLE_NAME |
NVARCHAR2(160) |
ジオメトリ列が含まれているテーブルの名前。 |
NOT NULL |
STORAGE_TYPE |
NUMBER(38) |
ジオメトリの格納タイプを示すコード。WKB、WKT、BINARY、SDO_GEOMETRY のいずれかを表します。 |
|
GEOMETRY_TYPE |
NUMBER(38) |
列が格納するジオメトリ タイプを示すコード。ポイント、マルチポイント、ラインストリング、マルチラインストリング、ポリゴン、マルチポリゴンのいずれかを表します。 |
|
COORD_DIMENSION |
NUMBER(38) |
座標の次元のコード:
|
|
MAX_PPR |
NUMBER(38) |
行あたりの最大ポイント数(ArcSDE では使用されなくなっている)。 |
|
SRID |
NUMBER(38) |
空間参照 ID。 |
NOT NULL |
INSTANCES
INSTANCES テーブルは、(SDE 以外の)ユーザのスキーマに格納されたジオデータベースを管理するために使用します。このテーブルは、マスタ SDE ジオデータベースに格納されます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
INSTANCE_ID |
NUMBER(38) |
ユーザ スキーマ ジオデータベースの主キーに割り当てられた一意の ID。 |
NOT NULL |
INSTANCE_NAME |
NVARCHAR2(32) |
ユーザ スキーマ ジオデータベースの名前。 |
NOT NULL |
CREATION_DATE |
DATE |
ジオデータベースがユーザのスキーマに作成された日付。 |
NOT NULL |
STATUS |
NUMBER(38) |
ユーザが所有するジオデータベースの現在のステータス。以下の 3 つの値のいずれかを含む。
|
NOT NULL |
TIME_LAST_MODIFIED |
DATE |
ユーザ スキーマ ジオデータベースの最終更新日。 |
NOT NULL |
LAYER_LOCKS
LAYER_LOCKS テーブルは、フィーチャクラスのロックを維持します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
SDE_ID |
NUMBER(38) |
レイヤをロックしているプロセスのプロセス ID 番号。PROCESS_INFORMATION テーブルの sde_id 列に対応。 |
NOT NULL |
LAYER_ID |
NUMBER(38) |
LAYERS テーブルの layer_id フィールドに相当する。 |
NOT NULL |
AUTOLOCK |
CHARACTER(1) |
レイヤ ロックが内部で設定されている場合は 1、レイヤ ロックがアプリケーションによって設定されている場合は 0 に設定する。 |
NOT NULL |
LOCK_TYPE |
CHARACTER(1) |
レイヤ ロックのタイプは次のいずれかになります。
|
NOT NULL |
MINX |
NUMBER(38) |
エリア ロック中にロックされたエリア内でフィーチャを定義するために使用するバウンディング ボックスの X 座標の最小値 |
|
MINY |
NUMBER(38) |
エリア ロック中にロックされたエリア内でフィーチャを定義するために使用するバウンディング ボックスの Y 座標の最小値 |
|
MAXX |
NUMBER(38) |
エリア ロック中にロックされたエリア内でフィーチャを定義するために使用するバウンディング ボックスの X 座標の最大値 |
|
MAXY |
NUMBER(38) |
エリア ロック時にロックされるエリア内のフィーチャを定義するために使用されるバウンディング ボックスの Y 座標の最大値 |
|
LOCK_TIME | DATE | レイヤ ロックが取得された日時 | NOT NULL |
LAYER_STATS
LAYER_STATS テーブルは、バージョン対応とバージョン非対応の両方のフィーチャクラスの統計情報を管理します。これらの統計情報は、ジオデータベースの統計情報を更新したときに生成されます。特定のジオプロセシング ツールが統計情報を使用して、タイル化処理を使用するかどうか評価します。
LAYER_STATS テーブルは、レイヤ ID により LAYERS テーブルに関連付けられます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
LAYER_ID |
NUMBER(38) |
レイヤの一意な ID |
NOT NULL |
MINX |
NUMBER(38) |
レイヤの X 座標の最小値 |
NOT NULL |
MINY |
NUMBER(38) |
レイヤの Y 座標の最小値 |
NOT NULL |
MAXX |
NUMBER(38) |
レイヤの X 座標の最大値 |
NOT NULL |
MAXY |
NUMBER(38) |
レイヤの Y 座標の最大値 |
NOT NULL |
MINZ |
NUMBER(38) |
レイヤの Z 座標の最小値 |
|
MINM |
NUMBER(38) |
レイヤの M 座標の最小値 |
|
MAXZ |
NUMBER(38) |
レイヤの Z 座標の最大値 |
|
MAXM |
NUMBER(38) |
レイヤの M 座標の最大値 |
|
TOTAL_FEATURES |
NUMBER(38) |
フィーチャクラス内のフィーチャの総数 |
NOT NULL |
TOTAL_POINTS |
NUMBER(38) |
フィーチャクラス内のポイント(頂点)の総数 |
NOT NULL |
VERSION_ID |
NUMBER(38) |
ジオデータベース バージョンの一意な ID |
|
LAST_ANALYZED |
DATE |
最後にフィーチャクラスが分析され統計情報が更新された日付と時刻 |
NOT NULL |
LAYERS
LAYERS テーブルは、データベース内の各フィーチャクラスに関するデータを管理します。この情報は、空間インデックスの構築と管理、適切なシェープ タイプの保障、データの整合性の維持、座標データの空間参照の格納を行うために役立ちます。
このテーブルには、データベース内の各空間列の行が格納されます。アプリケーションはレイヤ プロパティを使用して、使用可能な空間データ ソースを見つけます。ArcSDE はレイヤ プロパティを使用して、空間列の内容を制限して整合チェックし、ジオメトリ値のインデックスを作成し、関連付けられる DBMS テーブルを適切に作成して管理します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
LAYER_ID |
NUMBER(38) |
レイヤの一意な ID |
NOT NULL |
DESCRIPTION |
NVARCHAR2(65) |
レイヤのユーザ定義の説明 |
|
DATABASE_NAME |
NVARCHAR2(32) |
使用されない |
|
OWNER |
NVARCHAR2(32) |
レイヤを作成したユーザ |
NOT NULL |
TABLE_NAME |
NVARCHAR2(160) |
レイヤのビジネス テーブルの名前 |
NOT NULL |
SPATIAL_COLUMN |
NVARCHAR2(32) |
レイヤの空間列の名前 |
|
EFLAGS |
NUMBER(38) |
次のレイヤ プロパティを格納します。
|
|
LAYER_MASK |
NUMBER(38) |
レイヤに関する追加の内部プロパティを格納 |
|
GSIZE1 |
FLOAT(64) |
最初の空間グリッドのサイズ |
|
GSIZE2 |
FLOAT(64) |
2 つめの空間グリッドのサイズ |
|
GSIZE3 |
FLOAT(64) |
3 つめの空間グリッドのサイズ |
|
MINX |
FLOAT(64) |
レイヤの X 座標の最小値 |
|
MINY |
FLOAT(64) |
レイヤの Y 座標の最小値 |
|
MAXX |
FLOAT(64) |
レイヤの X 座標の最大値 |
|
MAXY |
FLOAT(64) |
レイヤの Y 座標の最大値 |
|
MINZ |
FLOAT(64) |
レイヤの Z 座標の最小値 |
|
MAXZ |
FLOAT(64) |
レイヤの Z 座標の最大値 |
|
MINM |
FLOAT(64) |
レイヤの M 座標の最小値 |
|
MAXM |
FLOAT(64) |
レイヤの M 座標の最大値 |
|
CDATE |
NUMBER(38) |
レイヤの作成日付 |
NOT NULL |
LAYER_CONFIG |
NVARCHAR2(32) |
レイヤの作成時に指定されたコンフィグレーション キーワード |
|
OPTIMAL_ARRAY_SIZE |
NUMBER(38) |
ジオメトリ配列のバッファ サイズ |
|
STATS_DATE |
NUMBER(38) |
レイヤに対して統計情報が最後に計算された日付 |
|
MINIMUM_ID |
NUMBER(38) |
バイナリ レイヤのフィーチャ ID の最小値 |
|
SRID |
NUMBER(38) |
空間参照 ID 番号。SPATIAL_REFERENCES テーブルの srid 値に対する外部キー。 |
NOT NULL |
BASE_LAYER_ID |
NUMBER(38) |
実際はビューであるレイヤの、ベース レイヤの layer_id 値を格納 |
NOT NULL |
SECONDARY_SRID |
NUMBER(38) |
低精度のデータが高精度に変換されたときの、データ投影の高精度座標参照を格納するために使用。 |
LINEAGES_MODIFIED
LINEAGES_MODIFIED テーブルには、ステート系統 ID とその最新の変更タイム スタンプが含まれています。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
LINEAGE_NAME |
NUMBER(38) |
STATE_LINEAGES テーブルの LINEAGE_NAME フィールドに対応 |
NOT NULL |
TIME_LAST_MODIFIED |
DATE |
系統が最後に変更された日時 |
NOT NULL |
METADATA
ロケータを DBMS のジオデータベースに追加すると、ロケータのプロパティごとに METADATA テーブルに行が追加されます。LAYER_STATS テーブルの各行は、ロケータのプロパティを 1 つ定義します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
RECORD_ID |
NUMBER(38) |
レコードの一意な ID |
NOT NULL |
OBJECT_NAME |
NVARCHAR2(160) |
プロパティが属しているロケータの名前。LOCATORS テーブルの name 列への外部キー。 |
NOT NULL |
OBJECT_OWNER |
NVARCHAR2(32) |
レコードを所有するユーザの名前 |
NOT NULL |
OBJECT_TYPE |
NUMBER(38) |
ロケータ プロパティでは常に 2 |
NOT NULL |
CLASS_NAME |
NVARCHAR2(32) |
ロケータ プロパティの値は常に SDE_internal |
|
PROPERTY |
NVARCHAR2(32) |
ロケータ プロパティの名前 |
|
PROP_VALUE |
NVARCHAR2(255) |
ロケータ プロパティの値 |
|
DESCRIPTION |
NVARCHAR2(65) |
ロケータ プロパティには使用されない |
|
CREATION_DATE |
DATE |
ロケータ プロパティの作成日時 |
NOT NULL |
MVTABLES_MODIFIED
MVTABLES_MODIFIED テーブルは、各データベースのステートで変更されたすべてのテーブルのリストを維持します。この情報によって、データベースのバージョンまたはステート間で競合が発生していないかすばやく判別することができます。
MVTABLES_MODIFIED テーブルは、ステートで変更されたすべてのテーブルのレコードを維持します。この情報によってアプリケーションは、データベース内のバージョンおよびステート間で発生する可能性のある競合をリコンサイルするときに、変更内容を確認する必要のあるテーブルを決定できます。
フィーチャクラスまたはテーブルをステート内で変更すると、常に MVTABLES_MODIFIED テーブルに新しいエントリが作成されます。2 つのバージョンをリコンサイルするとき、プロセスの最初のステップでは、これらの 2 つのバージョンが参照するステート(現在の編集バージョンのステートと、ターゲット バージョンのステート)を識別します。これらのステートから、これら 2 つのバージョンのステート系統をたどって追跡することで、共通の上位ステートが特定されます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
STATE_ID |
NUMBER(38) |
このテーブルが変更されたステートの ID。STATES テーブルの ID 列に対応。 |
NOT NULL |
REGISTRATION_ID |
NUMBER(38) |
ステート内で変更されたテーブルの登録 ID。TABLE_REGISTRY テーブルの REGISTRATION_ID に相当する。 |
NOT NULL |
OBJECT_LOCKS
OBJECT_LOCKS テーブルは、ジオデータベース オブジェクトのロックを維持します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
SDE_ID |
NUMBER(38) |
ジオデータベース オブジェクトをロックしているプロセスのプロセス ID 番号。PROCESS_INFORMATION テーブルの SDE_ID 列を参照します。 |
NOT NULL |
OBJECT_ID |
NUMBER(38) |
影響を受けるデータセットの ID。 |
NOT NULL |
OBJECT_TYPE |
NUMBER(38) |
オブジェクト ロックのタイプ。たとえば、内部アプリケーションによって使用される version、state_tree ロック。 |
NOT NULL |
APPLICATION_ID |
NUMBER(38) |
アプリケーションの一意な ID。 |
NOT NULL |
AUTOLOCK |
CHARACTER(1) |
レイヤ ロックが内部で設定されている場合は 1、レイヤ ロックがアプリケーションによって設定されている場合は 0 に設定する。 |
NOT NULL |
LOCK_TYPE |
CHARACTER(1) |
オブジェクト ロックのタイプ。S = 共有、E = 排他 |
NOT NULL |
LOCK_TIME | DATE | オブジェクト ロックが取得された日時 | NOT NULL |
PROCESS_INFORMATION
PROCESS_INFORMATION テーブルは、セッションがアクティブだったときの読み取りレコード数や書き込みレコード数など、ArcSDE セッションの統計情報を収集します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
SDE_ID |
NUMBER(38) |
プロセスの識別番号 |
NOT NULL |
SERVER_ID |
NUMBER(38) |
サーバ プロセスのオペレーティング システム プロセス ID |
NOT NULL |
AUDSID |
NUMBER(38) |
gsrvr プロセス ID |
NOT NULL |
START_TIME |
DATE |
プロセスの開始日時 |
NOT NULL |
RCOUNT |
NUMBER(38) |
読み取りの処理回数 |
NOT NULL |
WCOUNT |
NUMBER(38) |
書き込みの処理回数 |
NOT NULL |
OPCOUNT |
NUMBER(38) |
プロセスの実行操作回数 |
NOT NULL |
NUMLOCKS |
NUMBER(38) |
プロセスが現在開いているロックの数 |
NOT NULL |
FB_PARTIAL |
NUMBER(38) |
プロセスによって送信された部分フィーチャの総数 |
NOT NULL |
FB_COUNT |
NUMBER(38) |
プロセスによって読み込まれたバッファの総数 |
NOT NULL |
FB_FCOUNT |
NUMBER(38) |
プロセスによってバッファリングされたフィーチャの総数 |
NOT NULL |
FB_KBYTES |
NUMBER(38) |
プロセスによってバッファリングされた合計キロバイト数 |
NOT NULL |
OWNER |
NVARCHAR2(30) |
接続ユーザの名前 |
NOT NULL |
DIRECT_CONNECT |
VARCHAR2(1) |
プロセスがダイレクト コネクションによって作成されたかどうかを示す。T(true)、F(false) |
NOT NULL |
SYSNAME |
NVARCHAR2(32) |
クライアント コンピュータが実行しているオペレーティング システム |
NOT NULL |
NODENAME |
NVARCHAR2(255) |
接続されているクライアント コンピュータ名 |
NOT NULL |
XDR_NEEDED |
VARCHAR2(1) |
クライアントが XDR を使用して gsrvr と通信しているかどうかを記録する。T(true)、F(false) |
NOT NULL |
PROXY_YN | VARCHAR2(1) | 接続がプロキシ ログインであるかどうかを示します。 | |
PARENT_SDE_ID | NUMBER(38) | プロキシの親ログインの SDE_ID。 |
RASTER_COLUMNS
RASTER_COLUMNS テーブルには、データベースに格納されたラスタ列のリストが含まれます。
このテーブルは、バンド テーブル、ブロック テーブル、補助テーブル内のラスタ データを参照します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
RASTERCOLUMN_ID |
NUMBER(38) |
ラスタ列テーブルの主キー |
NOT NULL |
DESCRIPTION |
NVARCHAR2(65) |
ラスタ テーブルのユーザ定義の説明 |
|
DATABASE_NAME |
NVARCHAR2(32) |
使用されない |
|
OWNER |
NVARCHAR2(32) |
ラスタ列のビジネス テーブルの所有者 |
NOT NULL |
TABLE_NAME |
NVARCHAR2(160) |
ビジネス テーブル名 |
NOT NULL |
RASTER_COLUMN |
NVARCHAR2(32) |
ラスタ列名 |
NOT NULL |
CDATE |
NUMBER(38) |
ラスタ列がビジネス テーブルに追加された日付 |
NOT NULL |
CONFIG_KEYWORD |
NVARCHAR2(32) |
ラスタの作成時に指定された DBTUNE コンフィグレーション パラメータ。ラスタのテーブルとインデックスをデータベースに格納する方法を決定します。 |
|
MINIMUM_ID |
NUMBER(38) |
ラスタの作成時に定義され、ラスタ テーブルの raster_id 列の値を設定 |
|
BASE_RASTERCOLUMN_ID |
NUMBER(38) |
ラスタ列がテーブルではなくビューの一部であるときの、ビューのベース テーブルの rastercolumn_id |
NOT NULL |
RASTERCOLUMN_MASK |
NUMBER(38) |
ジオデータベース ラスタの場合 256 に設定 |
NOT NULL |
SRID |
NUMBER(38) |
空間参照 ID 番号で、SPATIAL_REFERENCES テーブルの SRID を参照 |
SDE_ARCHIVES
SDE_ARCHIVES テーブルには、ジオデータベースの履歴のメタデータが格納されます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
ARCHIVING_REGID |
NUMBER(38) |
ビジネス テーブルの登録 ID |
|
HISTORY_REGID |
NUMBER(38) |
アーカイブ テーブルの登録 ID |
|
FROM_DATE |
NVARCHAR2(32) |
開始日付フィールドの名前 |
|
TO_DATE |
NVARCHAR2(32) |
終了日付フィールドの名前 |
|
ARCHIVE_DATE |
NUMBER(38) |
アーカイブの作成日付 |
|
ARCHIVE_FLAGS |
NUMBER(38) |
現時点では未使用 |
SDE_LOGFILE_POOL
SDE_LOGFILE_POOL テーブルは、使用するログ ファイルの種類に関係なく、ジオデータベースの最初の作成時に作成されます。ログ ファイル テーブルの詳細については、「Oracle に格納されたジオデータベースのログ ファイル テーブル」をご参照ください。
SDE_TABLES_MODIFIED
SDE_TABLES_MODIFIED テーブルは、システム テーブルに変更が行われた日時を記録します。この情報を使用して、変更されていないテーブルの不要な読み取りをなくします。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
TABLE_NAME |
NVARCHAR2(32) |
変更された ArcSDE システム テーブルの名前 |
NOT NULL |
TIME_LAST_MODIFIED |
DATE |
テーブルが変更された日時。 |
NOT NULL |
SDE_XML_COLUMNS
ビジネス テーブルに ArcSDE XML 列を追加すると、XML_COLUMN テーブルに行が 1 つ追加されます。このテーブルは各 ArcSDE ジオデータベースに 1 つ存在します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
COLUMN_ID |
NUMBER(38) |
XML 列の ID。XML 列の作成時に ArcSDE によって割り当てられます。 |
NOT NULL |
REGISTRATION_ID |
NUMBER(38) |
XML 列が含まれているビジネス テーブルの ID。これは TABLE_REGISTRY テーブルの REGISTRATION_ID 列に相当します。 |
NOT NULL |
COLUMN_NAME |
NVARCHAR2(32) |
ビジネス テーブルの XML 列の名前。 |
NOT NULL |
INDEX_ID |
NUMBER(38) |
XML 列が存在する場合は、関連付けられている XPath インデックスの ID。XML インデックス テーブルへの外部キー。 |
|
MINIMUM_ID |
NUMBER(38) |
個々の XML ドキュメントを識別するためにビジネス テーブルの XML 列で使用される初期値の値 |
|
CONFIG_KEYWORD |
NVARCHAR2(32) |
XML ドキュメント、XML XPath インデックス テーブル、そのテーブルで作成されるテキスト インデックスがデータベースで定義される方法を決定するパラメータを含む DBTUNE コンフィグレーション キーワード。 |
|
XFLAGS |
NUMBER(38) |
XML ドキュメント テーブルの元のドキュメントが圧縮されているかどうかを示す値。デフォルトでは、ドキュメントは圧縮されます(圧縮されたドキュメントのほうがパフォーマンスが向上します)。 |
SDE_XML_INDEX_TAGS
ArcSDE XML ドキュメントには必要に応じて XPath インデックスが含まれます。このインデックスにより、ユーザが各ドキュメントで特定の XML エレメントまたは属性の内容を検索できるようになります。エレメントや属性が各 XPath インデックスに含まれるかどうかの定義は、このテーブルに記録されます。
このテーブルは各 ArcSDE ジオデータベースに 1 つ存在します。このテーブルには、ArcSDE XML 列の XPath インデックスに関連付けられた XPath ごとに行が 1 つ含まれます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
INDEX_ID |
NUMBER(38) |
ArcSDE XML 列が存在する場合は、関連付けられている XPath インデックスの ID。XML インデックス テーブルへの外部キー。 |
NOT NULL |
TAG_ID |
NUMBER(38) |
XPath(タグ)の ID |
NOT NULL |
TAG_NAME |
NVARCHAR2(1024) |
XML ドキュメントに存在する XML エレメントまたは属性を識別する絶対 XPath /metadata/mdDateSt は XML エレメントを識別し、/metadata/dataIdInfo/tpCat/TopicCatCd/@value は XML 属性を識別します。 これらの XPath には、XML エレメントまたは属性のグループを参照するアスタリスク(*)が含まれていてはなりません。各エレメントまたは属性は、このテーブルに指定された XPath に基づいて厳密に照合されます。 |
NOT NULL |
DATA_TYPE |
NUMBER(38) |
XML エレメントまたは属性が文字列または数値としてインデックス付けされるかどうかを示す値
|
NOT NULL |
TAG_ALIAS |
NUMBER(38) |
XPath を識別するために使用されるコード たとえば、Z39.50 通信プロトコルは数値コードを使用して検索可能なコンテンツを示します。この列は ArcIMS Z39.50 Connector によって使用されません。 |
|
DESCRIPTION |
NVARCHAR2(64) |
XML エレメントまたは属性に含まれるべき内容を示すテキスト |
|
IS_EXCLUDED |
NUMBER(38) |
XML エレメントが XPath インデックスに含まれるかどうかを示す値
|
NOT NULL |
SDE_XML_INDEXES
このテーブルは各 ArcSDE ジオデータベースに 1 つ存在します。このテーブルには、XPath インデックスが付いている ArcSDE XML 列ごとに行が 1 つ含まれます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
INDEX_ID |
NUMBER(38) |
XPath インデックスの ID |
NOT NULL |
INDEX_NAME |
NVARCHAR2(32) |
XPath インデックスの名前 ArcIMS メタデータ サービスに関連する XPath インデックスの場合、名前は ims_xml# になります。シャープ記号(#)はメタデータ サービスのビジネス テーブルの XML 列の ID です。 |
NOT NULL |
OWNER |
NVARCHAR2(32) |
XML 列を所有しているデータベース ユーザ ArcIMS メタデータ サービスの場合は、サービスの ArcXML 構成ファイルで指定されたユーザです。 |
|
INDEX_TYPE |
NUMBER(38) |
XPath インデックスのタイプを示す値
|
|
DESCRIPTION |
NVARCHAR2(64) |
XPath インデックスを説明するテキスト インデックスの作成にインデックス定義ファイルが使用された場合、インデックスの説明がファイルの先頭に指定されていることがあります。 |
SERVER_CONFIG
SERVER_CONFIG テーブルには、ArcSDE サーバ コンフィグレーション パラメータが格納されます。これらのパラメータは、ArcSDE ソフトウェアがどのようにメモリを使用するかを定義します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
PROP_NAME |
NVARCHAR2(32) |
初期化パラメータの名前 |
NOT NULL |
CHAR_PROP_VALUE |
NVARCHAR2(512) |
初期化パラメータの文字値 |
|
NUM_PROP_VALUE |
NUMBER(38) |
初期化パラメータの整数値 |
SPATIAL_REFERENCES
SPATIAL_REFERENCES テーブルには、座標系と浮動小数と整数との変換値が含まれます。内部関数は、空間参照系のパラメータを使用して、ジオメトリの浮動小数点数座標をそれぞれ 64 ビットの正の整数に変換およびスケーリングしてから格納します。座標値は、取得する際に元の外部浮動小数点数形式に戻されます。
GEOMETRY_COLUMNS テーブルの各ジオメトリ列には、SPATIAL_REFERENCES テーブルに格納されている空間参照系が関連付けられます。このテーブルの列は、OpenGIS SQL 仕様によって定義されているものであり(SRID、SRTEXT、AUTH_NAME、AUTH_SRID)、ArcSDE の内部座標変換に必要となります。空間参照系は、ジオメトリの座標系を識別し、ジオメトリの数値の座標値に意味を与えます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
SRID |
NUMBER(38) |
空間参照 ID |
NOT NULL |
DESCRIPTION |
NVARCHAR2(64) |
空間参照系のテキストによる説明 |
|
AUTH_NAME |
NVARCHAR2(256) |
この参照系を認可している標準または標準化団体の名前。 たとえば、POSC は AUTH_NAME の有効な値の 1 つ。 |
|
AUTH_SRID |
NUMBER(38) |
AUTH_NAME に指定された団体によって定義されている空間参照系の ID。 |
|
FALSEX |
FLOAT(64) |
地表座標から内部システム座標への変換時に使用される X オフセット |
NOT NULL |
FALSEY |
FLOAT(64) |
地表座標から内部システム座標への変換時に使用される Y オフセット |
NOT NULL |
XYUNITS |
FLOAT(64) |
地表座標から内部システム座標への変換時に適用される縮尺係数 |
NOT NULL |
FALSEZ |
FLOAT(64) |
Z 値から内部システム座標への変換時に使用する Z オフセット |
NOT NULL |
ZUNITS |
FLOAT(64) |
Z 値から内部システム座標への変換時に使用する縮尺係数 |
NOT NULL |
FALSEM |
FLOAT(64) |
メジャー値から内部システム座標への変換時に使用するメジャー オフセット |
NOT NULL |
MUNITS |
FLOAT(64) |
メジャー値から内部システム座標への変換時に使用する縮尺係数 |
NOT NULL |
XYCLUSTER_TOL |
FLOAT(64) |
トポロジ処理での XY 座標のクラスタ許容値 |
|
ZCLUSTER_TOL |
FLOAT(64) |
トポロジ処理での Z 座標のクラスタ許容値 |
|
MCLUSTER_TOL |
FLOAT(64) |
トポロジ処理でのメジャー値のクラスタ許容値 |
|
OBJECT_FLAGS |
NUMBER(38) |
精度を含むオブジェクトの属性を格納します。 |
NOT NULL |
SRTEXT |
NVARCHAR2(1024) |
ArcGIS インタフェースに表示される空間参照の名前と記述子。 |
NOT NULL |
STATE_LINEAGES
STATE_LINEAGES テーブルには、各ステートの系統が格納されます。バージョンごとに新しい系統名が作成されます。ステートが追加されるたびに、系統名とステート ID が追加されます。新しいバージョンのステートが追加されると、親ステートの上位ステート系統がこの系統名で追加されます。
バージョンの正しいビューを返すために、ステート系統が検索され、そのバージョンに対して行われた各変更を記録したすべてのステートが識別されます。このステートのリストから、バージョンを正しく表したテーブル行を決定できます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
LINEAGE_NAME |
NUMBER(38) |
ステートを説明する名前 |
NOT NULL |
LINEAGE_ID |
NUMBER(38) |
個々のステートの一意な ID |
NOT NULL |
STATE_LOCKS
STATE_LOCKS テーブルは、バージョン ステート ロックを保持します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
SDE_ID |
NUMBER(38) |
ステートをロックしているプロセスのプロセス ID 番号。PROCESS_INFORMATION テーブルの SDE_ID 列を参照する。 |
NOT NULL |
STATE_ID |
NUMBER(38) |
ロックされるステートの ID。 |
NOT NULL |
AUTOLOCK |
CHARACTER(1) |
レイヤ ロックが内部設定されている場合は 1、レイヤ ロックがアプリケーションによって設定されている場合は 0 に設定する。 |
NOT NULL |
LOCK_TYPE |
CHARACTER(1) |
ステート ロックのタイプ。設定可能なタイプは次のとおりです。
|
NOT NULL |
LOCK_TIME | DATE | ステート ロックが取得された日時 | NOT NULL |
STATES
STATES テーブルには、ステートのメタデータが含まれます。これは、時間の経過の中で作成されたステート、ステートの作成時間、閉じられた時間、親、各ステートの所有者を表しています。
ステートが作成されると、ステート ID が割り当てられ、このテーブルにレコードが追加されます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
STATE_ID |
NUMBER(38) |
ArcSDE によって割り当てられた、このステートの一意な ID |
NOT NULL |
OWNER |
NVARCHAR2(32) |
このステートを作成したユーザ |
NOT NULL |
CREATION_TIME |
DATE |
このステートの作成日時 |
NOT NULL |
CLOSING_TIME |
DATE |
このステートが閉じられた日時 |
|
PARENT_STATE_ID |
NUMBER(38) |
親ステートの STATE_ID。 |
NOT NULL |
LINEAGE_NAME |
NUMBER(38) |
STATE_LINEAGES テーブルに格納されたステートの系統を参照する |
NOT NULL |
ST_COORDINATE_SYSTEMS
ST_COORDINATE_SYSTEMS テーブルには、Spatial Type に登録されているすべての座標系が含まれます。このテーブルは、ArcSDE のインストール時に更新され、必要に応じてアップグレード時にも更新されます。ST_CSRegister 関数を使用して、ユーザ定義の座標系を追加することもできます。
ST_COORDINATE_SYSTEMS テーブルは、ST_SPATIAL_REFERENCES テーブルと合わせて、ST_Geometry タイプで利用可能な座標系と投影法を指定します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
NAME |
NVARCHAR2(128) |
座標系の名前 |
|
TYPE |
NVARCHAR2(128) |
座標系のタイプ:PROJECTED、GEOGRAPHIC、UNSPECIFIED のいずれか。 |
|
DEFINITION |
NVARCHAR2(2048) |
座標系の WKT 表現 |
|
ORGANIZATION |
NVARCHAR2(128) |
座標系を定義した組織の名前 |
|
ID |
NUMBER(38) |
組織によって定義された座標系の ID。 |
NOT NULL |
DESCRIPTION |
NVARCHAR2(256) |
座標系の用途を示す説明 |
ST_GEOMETRY_COLUMNS
ST_GEOMETRY_COLUMNS テーブルには、テーブル オブジェクトまたはビューに作成および追加された ST_Geometry 列ごとのスキーマ、ジオメトリ タイプ、空間参照情報が含まれます。このテーブルに ST_Geometry 列情報を追加するには、ストアド プロシージャを使用してテーブルまたはビューを登録または登録解除します。空間インデックスを作成するには、このテーブルにテーブルと列のメタデータを登録する必要があります。
ST_Geometry 列のあるテーブルを作成しても、ST_Geometry メタデータは挿入されません。テーブルに空間インデックスを作成すると、ST_GEOMETRY_COLUMNS テーブルおよび ST_GEOMETRY_INDEX テーブルにエントリが 1 つ挿入されます。
このテーブルは、選択および DML メタデータ操作に使用されます。ST_GEOMETRY_COLUMNS テーブルに対するエントリの挿入と削除には、ストアド プロシージャが使用されます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
OWNER |
NVARCHAR2(32) |
テーブルを所有しているスキーマの名前。 |
NOT NULL |
TABLE_NAME |
NVARCHAR2(32) |
空間タイプが 1 つ以上含まれているテーブルの非修飾名。 |
NOT NULL |
COLUMN_NAME |
NVARCHAR2(32) |
ジオメトリ列の名前 |
NOT NULL |
GEOMETRY_TYPE |
NVARCHAR2(32) |
列に関連付けられているジオメトリ タイプ。 |
|
PROPERTIES |
NUMBER(38) |
エンティティ、テーブル ステータス、LOAD_ONLY_IO/NORMAL_IO モード、テーブル、ビューといったアプリケーション情報を含んでいるビット マスク。 |
|
SRID |
NUMBER(38) |
ST_SPATIAL_REFERENCES テーブルの空間参照値。 |
NOT NULL |
GEOM_ID |
NUMBER(38) |
レコードの一意な ID。ST_GEOMETRY_INDEX テーブルの index_id への参照キーとして使用される。 |
NOT NULL |
ST_GEOMETRY_INDEX
このテーブルには、ST_Geometry 列の空間インデックス情報が含まれます。ST_Geometry タイプの空間インデックスは、CREATE INDEX ステートメントで参照されるドメイン インデックスです。
グリッド サイズと SRID は、CREATE INDEX ステートメントの PARAMETERS 句で定義されます。ALTER INDEX REBUILD を使用する場合は、SRID 値を変更しないでください。SRID 値を変更する場合は、別のテーブルのすべてのフィーチャの SRID 値も UPDATE ステートメントで更新する必要があります。グリッド サイズと SRID を指定するには、st_grids キーワードと st_srid キーワードを使用します。
CREATE INDEX shape_idx1 ON SCOTT.PARCELS (shape)
INDEXTYPE IS SDE.ST_SPATIAL_INDEX
PARAMETERS('st_grids=1,0,0 st_srid=1');
OWNER、TABLE_NAME、COLUMN_NAME は、ST_SPATIAL_INDEX ドメイン インデックスを一意に識別します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
OWNER |
NVARCHAR2(32) |
スキーマの所有者。 |
|
TABLE_NAME |
NVARCHAR2(32) |
テーブルの非修飾名。 |
|
COLUMN_NAME |
NVARCHAR2(32) |
ジオメトリ列の名前 |
|
INDEX_ID |
NUMBER(38) |
ドメイン インデックスの一意な ID。 |
NOT NULL |
GRID |
SDE.SP_GRID_INFO |
マルチレベルの整数グリッド情報が含まれているグリッド タイプ。 SP_GRID_INFO は 3 つの NUMBER グリッド値で構成される GRID_TYPE 列オブジェクト。 |
|
SRID |
NUMBER(38) |
SRID と空間参照情報。 |
NOT NULL |
COMMIT_INT |
NUMBER(38) |
空間インデックス行の XML コミット間隔。COMMIT を発行する前にオペレーションの対象となった行の数。デフォルト値は 1000 です。 |
|
VERSION |
NUMBER(38) |
ドメイン インデックスのバージョン番号。 |
|
STATUS |
NVARCHAR2(10) |
インデックスのステータス(1 = Active または 0 = Disabled)。パフォーマンス上の理由から、読み込み時にインデックスを無効にする場合がある。デフォルト値は Active。 |
|
INDEX_NAME |
NVARCHAR2(30) |
ST_SPATIAL_INDEX の名前(ドメイン インデックス)。 |
|
UNIQUENESS |
VARCHAR2(9) |
ドメイン インデックスが UNIQUE または NONUNIQUE のどちらかを示します。 |
|
DISTINCT_KEYS |
NUMBER(38) |
個別のドメイン インデックス キーの数。 |
|
BLEVEL |
NUMBER(38) |
ドメイン インデックスのルート ブロックからリーフ ブロックまでの深さ。 |
|
LEAF_BLOCKS |
NUMBER(38) |
ドメイン インデックスのリーフ ブロックの数。 |
|
CLUSTERING_FACTOR |
NUMBER(38) |
テーブル内の行がインデックスの値に基づいてどのように配置されるかを示す。CLUSTERING_FACTOR の値がブロック数に近い場合、テーブルが適切に順序付けされている。この場合は、シングル リーフ ブロックのインデックス エントリが同じデータ ブロックの行を示す傾向にありません。CLUSTERING_FACTOR の値が行数に近い場合、テーブルの順序は不規則になり、この場合は同じリーフ ブロックのインデックス エントリが同じデータ ブロックの行を示すことはない。 |
|
DENSITY |
NUMBER(38) |
グリッド セルごとの平均フィーチャ数。 |
|
NUM_ROWS |
NUMBER(38) |
ST_Geometry および ST_SPATIAL_INDEX が含まれるテーブル内の行の数。 |
|
NUM_NULLS |
NUMBER(38) |
ST_Geometry および ST_SPATIAL_INDEX が含まれるテーブル内の NULL ST_Geometry 値の数。 |
|
SAMPLE_SIZE |
NUMBER(38) |
DBMS 統計の収集時に使用されるデータ サンプルのサイズ。 |
|
LAST_ANALYZED |
DATE |
テーブルが最後に解析された日付。 |
|
USER_STATS |
NVARCHAR2(3) |
統計がユーザによって直接入力されたか(YES)されていないか(NO)を示します。 |
|
ST_FUNCS |
SDE.ST_FUNCS_ARRAY |
ユーザ定義された演算子の選択性とコスト値。設定されている場合、定義された値の方が優先され、導出された選択性とシステム定義の演算子のコストは無効になります。 |
ST_SPATIAL_REFERENCES
このテーブルには、ST_Geometry タイプで利用可能なすべての空間参照が含まれます。空間テーブルを個別に解析したり、それらを組み合わせてリレーションシップを確認したりするには、空間テーブルを正しく参照する必要があります。つまり、それぞれが空間参照と座標系を持つ必要があります。
ST_SPATIAL_REFERENCES テーブルには、座標系および浮動小数点数と整数との変換値が含まれます。内部関数は、空間参照系のパラメータを使用して、ジオメトリの浮動小数点数座標をそれぞれ 64 ビットの正の整数に変換およびスケーリングしてから格納します。座標値は、取得する際に元の外部浮動小数点数形式に戻されます。
ST_SPATIAL_REFERENCES テーブルは、ST_COORDINATE_SYSTEMS テーブルと合わせて、ST_Geometry タイプで利用可能な座標系と投影法を定義します。このテーブルのスキーマには、座標(X、Y、Z)とメジャー(M)の縮尺とオフセットが含まれます。この情報は、格納とパフォーマンス上の理由から、小数値を整数に変換し、負の値を正の値に変換するために使用されます。
ST_SPATIAL_REFERENCES テーブルには、European Petroleum Survey Group(EPSG)で定義された空間参照が事前に入力されています。空間参照識別子(SRID)に EPSG コードを使用することで、データベース間でのデータの共有が簡単にできます。既存の空間参照と一致しない空間参照がある場合、それらの空間参照は、データのインポート時にテーブルに追加されます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
SR_NAME |
NVARCHAR2(128) |
空間参照名 |
NOT NULL |
SRID |
NUMBER(38) |
空間参照 ID。 |
NOT NULL |
X_OFFSET |
FLOAT(126) |
X 座標値に適用されるオフセット |
NOT NULL |
Y_OFFSET |
FLOAT(126) |
Y 座標値に適用されるオフセット |
NOT NULL |
XYUNITS |
FLOAT(126) |
オフセットの適用後に XY 座標に適用される縮尺係数。 |
NOT NULL |
Z_OFFSET |
FLOAT(126) |
Z 座標値に適用されるオフセット |
NOT NULL |
Z_SCALE |
FLOAT(126) |
オフセットの適用後に Z 座標に適用される縮尺係数。 |
NOT NULL |
M_OFFSET |
FLOAT(126) |
メジャーに適用されるオフセット |
NOT NULL |
M_SCALE |
FLOAT(126) |
オフセットの適用後にメジャーに適用される縮尺係数。 |
NOT NULL |
MIN_X |
FLOAT(126) |
X 座標の最小値 |
NOT NULL |
MAX_X |
FLOAT(126) |
X 座標の最大値 |
NOT NULL |
MIN_Y |
FLOAT(126) |
Y 座標の最小値 |
NOT NULL |
MAX_Y |
FLOAT(126) |
Y 座標の最大値 |
NOT NULL |
MIN_Z |
FLOAT(126) |
Z 座標の最小値 |
|
MAX_Z |
FLOAT(126) |
Z 座標の最大値 |
|
MIN_M |
FLOAT(126) |
メジャーの最小値 |
|
MAX_M |
FLOAT(126) |
メジャーの最大値 |
|
CS_ID |
NUMBER(38) |
ST_COORDINATE_SYSTEMS テーブルに対する外部キー。 |
|
CS_NAME |
NVARCHAR2(128) |
この空間参照系の座標系の名前 |
NOT NULL |
CS_TYPE |
NVARCHAR2(128) |
座標系のタイプ:PROJECTED、GEOGRAPHIC、UNSPECIFIED のいずれか。 |
NOT NULL |
ORGANIZATION |
NVARCHAR2(128) |
座標系を定義した組織の名前 |
|
ORG_COORDSYS_ID |
NUMBER(38) |
組織によって定義された座標系の ID。 |
|
DEFINITION |
NVARCHAR2(2048) |
座標系の WKT 表現 |
NOT NULL |
DESCRIPTION |
NVARCHAR2(256) |
空間参照系の用途を示す説明。 |
TABLE_LOCKS
TABLE_LOCKS テーブルは、ArcSDE の登録済みテーブルのロックを維持します。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
SDE_ID |
NUMBER(38) |
テーブルをロックしているプロセスのプロセス ID 番号。PROCESS_INFORMATION テーブルの SDE_ID 列を参照する。 |
NOT NULL |
REGISTRATION_ID |
NUMBER(38) |
TABLE_REGISTRY テーブルの registration_id フィールドに対する外部キー。 |
NOT NULL |
LOCK_TYPE |
NCHAR(1) |
テーブル ロックのタイプ。
|
NOT NULL |
LOCK_TIME | DATE | テーブル ロックが取得された日時 | NOT NULL |
TABLE_REGISTRY
TABLE_REGISTRY テーブルは、すべての登録済みテーブルを管理します。この値には、ID、テーブル名、所有者、説明が含まれます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
REGISTRATION_ID |
NUMBER(38) |
テーブルの登録に使用された一意な ID |
NOT NULL |
TABLE_NAME |
NVARCHAR2(160) |
テーブルの名前 |
NOT NULL |
OWNER |
NVARCHAR2(32) |
テーブルを作成したユーザ |
NOT NULL |
ROWID_COLUMN |
NVARCHAR2(32) |
テーブルの ObjectID 列の名前 |
|
DESCRIPTION |
NVARCHAR2(65) |
テーブルのユーザ定義テキストの説明 |
|
OBJECT_FLAGS |
NUMBER(38) |
次に示すような、テーブルの登録プロパティを格納します。
|
NOT NULL |
REGISTRATION_DATE |
NUMBER(38) |
テーブルを ArcSDE に登録した日付。 |
NOT NULL |
CONFIG_KEYWORD |
NVARCHAR2(32) |
テーブルを ArcSDE に登録したときに指定されたコンフィグレーション キーワード。データベース内のテーブルとそのインデックスの格納を決定する。 |
|
MINIMUM_ID |
NUMBER(38) |
テーブルの row_id の最小値 |
|
IMV_VIEW_NAME |
NVARCHAR2(32) |
テーブルのバージョン対応ビューの名前 |
VERSION
VERSION テーブルは、データベースが操作に使用することが想定される ArcSDE のバージョンに関する情報を維持します。このテーブルには、ArcSDE の最新でインストールされたバージョンの固有のリリース ID が含まれています。
VERSION テーブルとその他の ArcSDE システム テーブルは、新しいバージョンの ArcSDE がインストールされた後で更新されます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
MAJOR |
NUMBER(38) |
メジャー リリースの番号。たとえば、ArcSDE 9.3 のメジャー リリース番号は 9。 |
NOT NULL |
MINOR |
NUMBER(38) |
マイナー リリースのバージョンを示す番号。たとえば、ArcSDE 9.3 のマイナー リリース番号は 3。 |
NOT NULL |
BUGFIX |
NUMBER(38) |
インストールされているパッチまたはサービス パックの数 |
NOT NULL |
DESCRIPTION |
NVARCHAR2(96) |
ArcSDE インストールのシステム定義の説明。 |
NOT NULL |
RELEASE |
NUMBER(38) |
完全なリリース番号(例: 92009) |
NOT NULL |
SDE_SVR_REL_LOW |
NUMBER(38) |
このインスタンスで実行が許可されているサーバの最も低いリリース番号を示します。 |
NOT NULL |
VERSIONS
VERSIONS テーブルには、バージョン対応のジオデータベースに関する情報が含まれています。
各バージョンは、名前、所有者、説明、関連付けられているデータベース ステートによって識別されます。このテーブルでは、データベースに含まれるさまざまなバージョンを定義し、ユーザに提示可能なバージョンのリストを提供します。これらのバージョンを使用して、アプリケーションが特定のデータベース ステートにアクセスします。バージョンの名前と ID は一意です。
VERSIONS テーブルが最初に ArcSDE によって作成されるときに、デフォルトのバージョンがテーブルに挿入されます。このデフォルト バージョンは DEFAULT という名前で、ArcSDE 管理者が所有し、PUBLIC アクセスが許可されています。state_id は 0 に初期設定され、説明の文字列は「Instance Default Version」と読み取れます。デフォルト バージョンには PUBLIC アクセスが許可されているので、ユーザはデフォルトのステートを変更できます。
フィールド名 |
フィールド タイプ |
説明 |
NULL? |
---|---|---|---|
NAME |
NVARCHAR2(64) |
バージョンの一意の名前 |
NOT NULL |
OWNER |
NVARCHAR2(32) |
バージョンの所有者 |
NOT NULL |
VERSION_ID |
NUMBER(38) |
バージョンの一意な ID |
NOT NULL |
STATUS |
NUMBER(38) |
バージョンがパブリックで使用できるのか、所有者によるプライベート アクセスなのかを指定する |
NOT NULL |
STATE_ID |
NUMBER(38) |
このバージョンが指すデータベース ステートの ID |
NOT NULL |
DESCRIPTION |
NVARCHAR2(65) |
バージョンのテキスト説明(オプション) |
|
PARENT_NAME |
NVARCHAR2(64) |
このバージョンの親の名前 |
|
PARENT_OWNER |
NVARCHAR2(32) |
親バージョンの所有者の名前 |
|
PARENT_VERSION_ID |
NUMBER(38) |
このバージョンの親バージョンの ID |
|
CREATION_TIME |
DATE |
このバージョンの作成日時 |
NOT NULL |