DB2 に格納されたジオデータベースの移行方法
ジオデータベースを移行するには、新しいジオデータベースを作成してデータを移行する方法と、データベース全体を移行する方法があります。
新しいジオデータベースを作成してからデータを移行する
新しい IBM DB2 データベースを作成し、その中にジオデータベースを作成してから、既存のデータを新しいジオデータベースに移行することができます。これには、ArcGIS でコピーと貼り付け、エクスポート ツール、データの抽出ウィザード、または XML ワークスペース ドキュメントを使用します。
新しいジオデータベースにデータを読み込んでいるときにログインしているユーザが、そのデータを所有することになることに注意してください。新しいジオデータベースでもデータの所有者を同じにする場合は、各ユーザが自分の所有しているデータを移行します。
DB2 データベースの移行
必要なデータベース オブジェクトがすべて含まれた状態で、DB2 DBMS に格納されたジオデータベースを移行するには、移行するジオデータベースのバックアップを実行し、それを移行先サーバでリストアします。これを実行すると、次のようになります。
- データベースのすべてのオブジェクトが移行されます。
- 表スペース コンテナのパスを変更することができます。
- データベースの内容を定期的に転送する必要がある場合は、バックアップおよびリストア スクリプトを使用することができます。
注意:
移行元サーバと移行先サーバがデフォルト コード ページを使用していない場合は、リストア操作を実行する前に、正しいコード ページを使用して移行先サーバにデータベースを作成する必要があります。移行先のコード ページが移行元のコード ページと異なる場合、リストア ユーティリティはコード ページがデフォルトであることを前提に動作します。その結果、SQL2548N エラーとなります。
DB2 データベースのバックアップおよびリストアの方法については、IBM DB2 インフォメーション センターのマニュアルをご参照ください。
9/14/2013