ジオタグ付き写真 → ポイント(GeoTagged Photos To Points) (データの管理)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

ジオタグ付き写真に保存された X、Y、および Z 座標情報からポイントを作成します。また、写真ファイルを出力フィーチャクラスのフィーチャにジオデータベース アタッチメントとして追加することもできます。

GeoTagged Photos To Points illustration

使用法

構文

GeoTaggedPhotosToPoints_management (Input_Folder, Output_Feature_Class, {Invalid_Photos_Table}, {Include_Non-GeoTagged_Photos}, {Add_Photos_As_Attachments})
パラメータ説明データ タイプ
Input_Folder

写真ファイルが保存されているフォルダ。このフォルダの写真は再帰的にスキャンされ、このフォルダにある写真と、そのサブフォルダにある写真のすべてが出力に追加されます。

Folder
Output_Feature_Class

出力ポイント フィーチャクラス。

Feature Class
Invalid_Photos_Table
(オプション)

入力フォルダにある写真ファイルを、有効な Exif メタデータまたは空の GPS 座標とともに一覧で示すオプションの出力テーブル。

パスが指定されていない場合、このテーブルは作成されません。

Table
Include_Non-GeoTagged_Photos
(オプション)

すべての写真ファイルを出力フィーチャクラスにレコードとして追加するか、有効な GPS 座標を持つファイルだけを追加するかを指定します。

  • ALL_PHOTOS すべての写真ファイルを出力フィーチャクラスにレコードとして追加します。写真ファイルに GPS 座標情報がない場合は、NULL ジオメトリを含むレコードとして追加されます。これがデフォルトです。
  • ONLY_GEOTAGGED 有効な GPS 座標情報を含む写真ファイルだけを、出力フィーチャクラスのレコードに追加します。
Boolean
Add_Photos_As_Attachments
(オプション)

写真ファイルを出力フィーチャクラスにジオデータベース アタッチメントとして追加するかどうかを指定します。

ライセンスライセンス:

アタッチメントを追加するには、最低でも ArcGIS for Desktop Standard ライセンスが必要です。また、出力フィーチャクラスは、バージョン 10 以上に含まれている必要があります。

  • ADD_ATTACHMENTS 写真ファイルを、出力フィーチャクラスのレコードにジオデータベース アタッチメントとして追加します。ジオデータベース アタッチメントは、ジオデータベースに内部的にコピーされます。これがデフォルトです。
  • NO_ATTACHMENTS 写真ファイルを、出力フィーチャクラスのレコードにジオデータベース アタッチメントとして追加しません。
Boolean

コードのサンプル

GeoTaggedPhotosToPoints(ジオタグ付き写真 → ポイント)の例(Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウのスニペットは、GeoTaggedPhotosToPoints(ジオタグ付き写真 → ポイント)ツールを使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.GeoTaggedPhotosToPoints_management("c:/data/photos", "c:/data/city.gdb/photo_points", "", "ONLY_GEOTAGGED", "ADD_ATTACHMENTS")
GeoTaggedPhotosToPoints(ジオタグ付き写真 → ポイント)の例(スタンドアロン スクリプト)

次のスクリプトは、GeoTaggedPhotosToPoints(ジオタグ付き写真 → ポイント)ツールを使用する方法を示しています。

"""Name: GeoTaggedPhotosToPoints example
Description: Convert a folder of photos to points, then perform a buffer
""" 

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
 
# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"
 
# Set local variables
inFolder = "photos"
outFeatures = "city.gdb/photos_points"
badPhotosList = "city.gdb/photos_noGPS"
photoOption = "ONLY_GEOTAGGED"
attachmentsOption = "ADD_ATTACHMENTS"

buffers = "city.gdb/photos_points_buffer"
bufferDist = "1 Miles"

arcpy.GeoTaggedPhotosToPoints_management(inFolder, outFeatures, badPhotosList, photoOption, attachmentsOption)
arcpy.Buffer_analaysis(outFeatures, buffers, bufferDist)

環境

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: 制限付き
ArcGIS for Desktop Standard: ○
ArcGIS for Desktop Advanced: ○
9/14/2013