一般ツールセットの概要

[一般] ツールセットには、一般的なデータ管理操作を実行するためのツールが含まれています。フィーチャクラスやテーブルの結合、データセットの名前変更とコピーや削除、重複または同一のレコードの検索と削除、レコードの並べ替えなどを行うツールに加えて、ModelBuilder の機能を強化するツールも含まれています。

ツール

説明

アペンド(Append)

複数の入力データセットを 1 つの既存のターゲット データセットに追加(アペンド)します。入力データセットには、ポイント フィーチャクラス、ライン フィーチャクラス、ポリゴン フィーチャクラス、テーブル、ラスタ、ラスタ カタログ、アノテーション フィーチャクラス、ディメンション フィーチャクラスを指定することができます。

値の計算(Calculate Value)

[値の計算(Calculate Value)] ツールでは、指定した Python 式に基づいて、値が返されます。

注意注意:

このツールは ModelBuilder のツールボックスにも含まれています。ModelBuilder のみで使用するためのツールで、Python スクリプトでは使用できません。

コピー(Copy)

サイズに関係なく、入力データをコピーし、出力を同じ場所または別の場所に貼り付けます。入力データ エレメントと出力データ エレメントのデータ タイプは同じです。

データベース ビューの作成(Create Database View)

SQL 式を使用してエンタープライズ データベースにビューを作成します。

削除

ディスクからデータを永続的に削除します。ArcGIS でサポートされるすべてのタイプの地理データ、およびツールボックスとワークスペース(フォルダ、ジオデータベース)を削除できます。指定のアイテムがワークスペースの場合は、含まれているすべてのアイテムも削除されます。

同一値を持つレコードの削除

フィールドの一覧内で同一値を持つ、フィーチャクラスまたはテーブルのレコードを削除します。Shape フィールドが選択されている場合は、フィーチャ ジオメトリが照合されます。

同一値を持つレコードの検出(Find Identical)

フィールドの一覧内で同一値を持つ、フィーチャクラスまたはテーブルのレコードを報告し、同一値を持つこれらのレコードを示すテーブルを生成します。Shape フィールドが選択されている場合は、フィーチャ ジオメトリが照合されます。

名前の変更(Rename)

データセットの名前を変更します。これには、フィーチャ データセット、ラスタ、テーブル、シェープファイルなど、さまざまなデータ タイプが含まれます。

マージ(Merge)

同じデータ タイプに属する複数の入力データセットに 1 つの新しい出力データセットを結合します。このツールで結合できるのはポイント フィーチャクラス、ライン フィーチャクラス、ポリゴン フィーチャクラス、またはテーブルです。

ブランチのマージ(Merge Branch)

[ブランチのマージ(Merge Branch)] ツールでは、複数の論理分岐を 1 つの出力にマージします。

注意注意:

このツールは ModelBuilder のツールボックスにも含まれています。ModelBuilder のみで使用するためのツールで、Python スクリプトでは使用できません。

データの選択(Select Data)

[データの選択(Select Data)] ツールを使って、フォルダ、ジオデータベース、フィーチャ データセット、カバレッジなどの親データ エレメントのデータを選択します。

注意注意:

このツールは ModelBuilder のツールボックスにも含まれています。ModelBuilder のみで使用するためのツールで、Python スクリプトでは使用できません。

レコードの並べ替え(Sort)

1 つ以上のフィールドに基づいて、フィーチャクラスまたはテーブルのレコードを昇順または降順で並べ替えます。並べ替えの結果は、新しいデータセットに書き込まれます。

[一般] ツールセットのツール

関連トピック

9/14/2013