Quick Export (Data Interoperability)
サマリ
入力された 1 つ以上のフィーチャクラスまたはフィーチャ レイヤを、ArcGIS Data Interoperability エクステンションでサポートされる任意の形式に変換します。
使用法
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このツールは、エクスポート先のデータが ArcGIS のネイティブではない場合に、ArcGIS からデータをエクスポートするため、またはモデルまたはスクリプト内の最後のステップとしてデータをエクスポートするために使用します。
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このツールでは、書き込みに選択した形式のデフォルトの出力スキーマが作成されます。出力でスキーマを変更する必要がある場合は、Spatial ETL ツールの使用を検討する必要があります。
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このツールでは、ジオプロセシングの上書き設定は考慮されません。
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このツールが最も多く利用される目的は、Esri 以外のデータ形式の作成ですが、Esri のネイティブ形式を作成することもできます。このツールからアクセスできる Formats Gallery では、すべてのエクスポート形式を表示することができます。
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ベジェ曲線は、出力用にライン フィーチャに変換されます。
構文
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
Input [Input,...] |
ArcGIS からエクスポートされるフィーチャ レイヤまたはフィーチャクラス | Feature Layer |
Output (オプション) |
データがエクスポートされる形式およびデータセット エクスポート先が、既知のファイル拡張子の付いたファイルである場合は、そのまま表示できます。たとえば、「c:\data\roads.gml」のようになります。 エクスポート先がファイルではない場合、またはファイルに未知の拡張子が付いている場合、形式はカンマで区切られた、引数の一部として表示できます。たとえば、「MIF,c:\data\」のようになります。サポートされる形式の名前は、このツールをダイアログ モードで開き、[参照] ボタンをクリックすることにより、Formats Gallery で確認できます。 形式固有の追加パラメータは、データセットの後にカンマで区切って追加することができます。ただし、構文が複雑になる可能性があるため、必要な場合はダイアログを使用してツールを実行し、[結果] ウィンドウから Python 構文をコピーする方法が最も簡単です。 | Interop Destination Dataset |
コードのサンプル
# Name: QuickExport_Ex_01.py
# Description: Buffers any layer and exports it to GML.
# Requirements: Data Interoperability Extension
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
# Check out the Data Interoperability Extension
arcpy.CheckOutExtension("DataInteroperability")
# Set local variables
tmp_buffered = "c:/Project/tmp_buffered.shp"
tmp_dissolved = "c:/Project/tmp_dissolved.shp"
output_dataset = "GML2,c:/data/buffered.gml"
input_features = "C:/Project/roads.shp"
# Execute Buffer
arcpy.Buffer_analysis(input_features, tmp_buffered, "10.000000 Meters", "FULL", "ROUND", "NONE", "")
# Execute Dissolve
arcpy.Dissolve_management(tmp_buffered, tmp_dissolved, "", "")
# Execute Quick Export
arcpy.QuickExport_interop(tmp_dissolved, output_dataset)