CAD データのマップへの追加
AutoCAD または MicroStation のデータセットを、カタログ ウィンドウ からドラッグしてマップにドロップすることで、これらをマップ ドキュメントに追加できます。子フィーチャクラスを追加すると、シェープ タイプに基づいてデータのサブセットが表示されます。
CAD データをマップ ドキュメントに追加すると、属性テーブル機能やラベリング機能を含むすべての標準マップ機能が有効になります。ジオメトリにスナップしたり、シンボルを変更したりできるほか、フィーチャクラスまたはレイヤを入力として受け取るジオプロセシング ツールの入力フィーチャクラスや入力レイヤとして CAD データを使用することもできます。
CAD データは以下の方法でも追加できます。
- ArcMap のメイン メニューで [データの追加] ボタン をクリックします。
- 検索ウィンドウ にキーワードとして「CAD」、「DWG、または「DGN」を入力し、[データ] フィルタをクリックします。
- カタログ ウィンドウで、レイヤ パッケージ(*.lpk)を右クリックして解凍します。
検索ウィンドウで CAD のキーワードを使用するには、フォルダを [検索オプション] ダイアログ ボックスの [インデックス] タブに登録しておく必要があります。
接続の更新
ArcGIS アプリケーションの実行中は、DGN および DWG データセットへの接続が維持されます。CAD ファイルに対する編集は、接続が更新されたときにデータセットに反映されます。接続の更新は、ズームや画面移動などの ArcMap でのアクションでトリガできます。カタログ ウィンドウで CAD フィーチャ データセットを更新するには、親フォルダを右クリックして [更新] をクリックするか、F5 キーを押します。
フィーチャ レイヤの名前の変更
ArcGIS for Desktop は、データセットをグループ レイヤとしてコンテンツ ウィンドウに追加します。グループ レイヤの名前は CAD データセットの名前に一致します。デフォルトの CAD フィーチャ レイヤの名前は、CAD データセット名の後ろにフィーチャクラス名を付加した形式になります。
CAD フィーチャ レイヤの名前を変更するには、[レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] タブを使用するか、コンテンツ ウィンドウで F2 キーを押します。
属性フィールドの表示設定
属性テーブルを最初に開いたとき、デフォルトの設定では、重要な情報が整理されて表示されます。表示されるフィールドは、レンダリングと一般的な検索操作に必要なフィールドのみで、他のフィールドはすべて非表示に設定されています。
フィールドの表示設定は、[レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスの [フィールド] タブで変更できます。属性テーブルを開いて、[テーブル オプション] プルダウン メニューで、すべてのフィールドを表示するように設定できます。