アニメーションの作成の概要
各種ユーザ インタフェース コンポーネントを使用してアニメーションを作成、表示、設計する方法について概要を説明します。
[アニメーション] ツールバー
[アニメーション] ツールバーには、ArcMap、ArcScene、および ArcGlobe でアニメーションを操作するのに必要なツールがすべて含まれています。
[アニメーション] ドロップダウン メニューのツールを使用して、アニメーション トラックのキーフレームの作成、アニメーション トラックのビデオ ファイルへの保存およびエクスポート、アニメーションの管理とプレビュー表示を行うことができます。
使用しているアプリケーション(ArcMap、ArcScene、または ArcGlobe)によっては、[アニメーション] ツールバーで利用できないツールがあります。たとえば、[パスに沿ってレイヤを移動] オプションを利用できるのは ArcScene のみです。
アニメーション マネージャ
アニメーション マネージャでは、アニメーション トラックの管理、編集、プレビュー、およびキーフレームとそのプロパティの変更が可能です。アニメーション マネージャには 3 つのタブがあります。[キーフレーム] タブではキーフレーム プロパティの変更、[トラック] タブではアニメーション トラック プロパティの変更、[タイム表示] タブではアニメーション トラックのプレビューができます。
アニメーション コントロール
[アニメーション コントロール] ダイアログ ボックスでは、アニメーションを再生できます。アニメーションの再生時間やループ オプション(再生、逆再生など)など、さまざまな再生オプションを指定できます。
アニメーションを作成するさまざまな方法
ArcGIS でアニメーションを作成する方法は、作成するアニメーションのタイプに応じて異なります。カメラをアニメーション化してフライバイを作成するときのように、アニメーション トラックを 1 つ作成するだけでよい場合があります。あるいは、アニメーションの再生時に同時に実行するトラックを複数作成することもあります。たとえば、シーンを移動するアニメーションでは、アニメーションの進行とともにレイヤがフェード インし(透明度が低下し)、シーンの照明効果も変化することがあります。
ビデオへのアニメーションのエクスポート
作成したアニメーションは、ビデオにエクスポートできます。サポートされている出力ビデオ形式は、Audio Video Interleaved(*.avi)と Apple の QuickTime ムービー(*.mov)です。