バッチ プロセス

バッチ プロセスはコンピュータ上でバックグラウンドで実行され、1 セッションにつき 1 ライセンスをチェックアウトします。バッチ プロセスは、cron、UNIX AT コマンドと BATCH コマンドの実行、および標準入力（STDIN）によるリダイレクト（<）を必要とします。

Arc プロンプトで &system を実行して別の Arc セッションを起動すると、バッチ プロセスが起動します。

% arc
Arc: &system
% arc

これは、UNIX または Windows で AT コマンドを介して送信されたバッチ ファイルにも当てはまります。たとえば Windows の場合、送信されるバッチ ジョブとしては次のものがあります。

C:\> at 8:00 /interactive /every:mwf
C:\users\fred\submit.bat

submit.bat は、毎週月曜日、水曜および金曜に Ａrc を実行するバッチ ファイルです。このバッチ ジョブに必要とされるのは、そのバッチ ジョブ独自のライセンスです。

以下の &system コールには、追加のライセンスは必要ありません。

各 &system コールには大文字と小文字の区別があります。&system コールの実行に使える略語には、たとえば &sys などがあります。

Windows

Arc: &sys arc
Arc: &sys %ARCHOME%\bin\arc
Arc: &sys arc info
Arc: &sys info
Arc: &sys %ARCHOME%\bin\info
Arc: &sys arc %ARCHOME%\bin\info

UNIX

Arc: &sys arc
Arc: &sys $ARCHOME/bin/arc
Arc: &sys arc info
Arc: &sys info
Arc: &sys $ARCHOME/bin/info
Arc: &sys arc $ARCHOME/bin/info
Arc: &sys $ARCHOME/bin/arc info
Arc: &sys $ARCHOME/bin/arc $ARCHOME/bin/info
Arc: &data arc
Arc: &data $ARCHOME/bin/arc
Arc: &data arc info
Arc: &data info
Arc: &data $ARCHOME/bin/info
Arc: &data arc $ARCHOME/bin/arc info
Arc: &data $ARCHOME/bin/arc $ARCHOME/bin/info