ライセンス マネージャの基礎

同時使用ライセンスが取得済みの場合、ArcGIS Desktop、ArcGIS Engine Runtime、および ArcInfo Workstation のコピーを複数のコンピュータにインストールできます。いったんネットワーク上にインストールされた ArcGIS License Manager では、同時実行可能なソフトウェア コピー数が追跡されます。すべての ArcGIS 9.x 同時使用ライセンス ソフトウェア製品に対して、同じ ArcGIS License Manager を使用できます。ライセンス ファイル内の同時使用ライセンスのシート数に基づいて、各ソフトウェア製品のコピーの同時実行可能数が決定されます。

すべての ArcGIS 10.x および 9.x の同時使用ライセンス ソフトウェア製品を管理するには、1 ネットワークにつき ArcGIS ライセンス サーバーが 1 台のみ必要です。ライセンス サーバとして Windows、UNIX、または Linux 版のいずれかを利用できるため、Windows、UNIX、および Linux 版の ArcGIS ソフトウェア製品が管理対象となります。たとえば、Windows コンピュータにインストールされた ArcGIS Desktop 10 では、Windows、UNIX、または Linux 版のライセンス マネージャからライセンスを取得できます。

ArcGIS License Manager が稼働状態になった後は、ネットワーク上のどのコンピュータからもそのライセンス マネージャにアクセスしてソフトウェア アプリケーションを実行できるようになります。

ライセンス サーバでのライセンスの認証

Esri 同時使用ライセンス ソフトウェア製品の購入後は、Esri カスタマ サービスまたは販売代理店から購入済み製品の認証情報が記載された電子メールが送信されてきます。この情報は、ライセンス サーバでライセンスを認証する際に必要です。まずライセンス マネージャのインストーラを実行し、ArcGIS License Server Administrator を使用して、ライセンスを認証する必要があります。その後で、ライセンス サービスを起動します。

インストールの詳細については、「ライセンス マネージャのインストールと起動」をご参照ください。

9/14/2013