Linux または UNIX の sde オペレーティング システム アカウント

ArcSDE をインストールするために、Linux または UNIX サーバに ArcSDE 管理者用アカウントを作成しておく必要があります。ArcSDE 管理者アカウントは「sde」と命名する必要があります。ArcSDE 管理者は、すべての ArcSDE システム ファイルとディレクトリの所有者でなければなりません。

システムのセキュリティ管理のため、パスワードを厳秘扱いにしてください。ArcSDE システムを管理する担当者のみが、ArcSDE 管理者としてログインできる権限を持つようにします。

sde ユーザは、DB2 のジオデータベースも管理します。

ArcSDE 管理者アカウントを作成するには、各 OS が提供しているシステム管理者用ツールを使用してください。以下は、sde という名前の ArcSDE 管理者アカウントに関する UNIX の設定例です。

ログイン名:sde

ユーザ ID:<未使用のユーザ ID>

グループ ID:<任意のグループ ID>

ホーム ディレクトリ:<SDE ユーザのホーム ディレクトリ>

デフォルトのシェル:/bin/sh または /bin/csh または /bin/ksh

注意注意:

この ArcSDE 管理者アカウントは、システム管理者アカウントである必要はありません。

不要な ArcSDE プロセスを PROCESS_INFORMATION システム テーブルから削除するには、DB2 スナップショット API を使用する権限が SDE ユーザに必要です。このためには、sde ユーザをオペレーティング システム グループに追加して、そのグループに SYSMON 権限を付与する必要があります。

たとえば、該当する sde ユーザを含む sysmon というグループを定義した場合、次のコマンドを使用して、SYSMON_GROUP インスタンス パラメータの値を sysmon という値に設定できます。

UPDATE DBM CFG USING SYSMON_GROUP sysmon

db2stop

db2start

関連トピック

9/14/2013