機能の依存関係

ArcGIS Web Applications for the Microsoft .NET Framework の機能の中には、Windows のコンポーネントや他のソフトウェアのインストールを必要とするものがあります。これらの要件を満たしていない場合は、機能をインストールできません。事前に必要となる機能をインストールしておくと、それらに依存する機能を画面で確認できます。前提条件を満たしていないために機能が利用できない場合は、それらの利用できない機能をインストールせずにインストール プロセスが正常に終了します。

ArcGIS Web Applications for the Microsoft .NET Framework では、Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 が必要です。Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 がインストールされていないと、インストール プロセスを続行できません。

依存関係を持つ機能

以下では、Windows のコンポーネントや他のソフトウェアのインストールを必要とする機能、およびそれに必要な前提条件について詳しく説明しています。

IIS の必要な機能

下の機能では、Microsoft IIS(インターネット インフォメーション サービス)が必要です。サポートされている IIS バージョンは 5、6、および 7 です。

  • Applications Manager

    Windows Vista/Windows 7 および Windows Server 2008 R2 へのインストールでは、特定の IIS コンポーネントをインストールしておく必要があります。これらのコンポーネントをインストールしていない場合は、Applications Manager 機能を利用できません。

Web Applications Developer Framework と Visual Studio の統合

Visual Studio の統合機能を利用するには、Microsoft Visual Studio 2010 が必要です。サポートされている Visual Studio のエディションは、Professional、Premium、Ultimate、Test Professional、および Visual Web Developer 2010 Express です。インストールされている Visual Studio のエディションによって、使用できる Visual Studio Integration 機能が決まります。たとえば、Visual Web Developer 2010 Express がインストールされている場合は、Visual Web Developer 2010 Express の統合機能を利用できます。

詳細については、「Visual Studio Integration」をご参照ください。

利用できない機能を後で追加するには、必要なコンポーネントをインストールし、[プログラムの追加と削除] → [ArcGIS Web Applications 10.1 for the Microsoft .NET Framework] → [変更と削除] → [変更] の順に選択します。それまで一覧になかった機能が、赤い X 記号付きで表示されます。インストールする機能を選択し、画面上の指示に従ってインストール処理を正しく完了させます。

注意注意:

ソフトウェアをアンインストールしてから再インストールする必要はありません。

9/15/2013