ArcGIS Spatial Data Server for IIS の サイレント インストール

Windows インストーラのコマンド ライン パラメータを使用してセットアップを実行した場合、ユーザ インタフェースを使用せずに ArcGIS Spatial Data Server for IIS をインストールできます。

要件

インストールのコマンド ライン パラメータ

ArcGIS Spatial Data Server for IIS の MSI を直接実行する際に使用するコマンド ライン パラメータを以下に示します。ArcGIS Spatial Data Server for IIS のインストール先を変更する場合は、これらのコマンドを使用してください。

例を示します。

<path to ArcGIS Spatial Data Server for IIS setup download>\setup.exe /qb INSTALLDIR=C:\NewSDSDir

デフォルトでは、クロス ドメイン ポリシー ファイル フィーチャはインストールされません。このフィーチャをインストールするには、インストールのコマンド ラインにパラメータを追加する必要があります。以下のコマンド ライン パラメータにより、クロス ドメイン ポリシー ファイル フィーチャがサイレント インストールされます。

例を示します。

<path to ArcGIS Spatial Data Server for IIS setup download>\setup.exe /qb ADDLOCAL=ALL INSTALLDIR=C:\NewSDSDir

ADDLOCAL コマンド ライン パラメータが呼び出されない場合、クロス ドメイン ポリシー ファイル フィーチャはインストールされません。ADDLOCAL コマンド ライン パラメータでは、大文字と小文字が区別されます。

ArcGIS Spatial Data Service の Web サイトと名前を指定するコマンド ライン パラメータ

IIS の設定に使用するコマンド ライン パラメータを以下に示します。サイレント インストール時に、これらのコマンド ライン パラメータが呼び出されない場合、デフォルト名の arcgis を使用して、ArcGIS Spatial Data Service Web アプリケーションがデフォルトの Web サイトに作成されます。

WEBSITE_ID パラメータは、ArcGIS Spatial Data Service が作成される Web サイトを指定するために使用されます。WEBSITE_ID の値は、サーバ上の各 Web サイトに固有の数値で、IIS によって割り当てられます。サーバ上の Web サイトの ID は、IIS Manager で見つけることができます。[既定の Web サイト] には Web サイト ID が 1 と表示されます。このコマンド ライン パラメータはオプションです。デフォルトでは、(複数の Web サイトが存在する場合でも)WEBSITE_ID パラメータは [既定の Web サイト] の値に設定されます。WEBSITE_ID パラメータでは、大文字と小文字が区別されます。

このコマンド ライン パラメータはオプションです。デフォルトでは、VDIRNAME プロパティは arcgis に設定されます。コマンド ラインで VDIRNAME パラメータを呼び出さない場合、ArcGIS Spatial Data Service の名前は arcgis として作成されます。VDIRNAME パラメータでは、大文字と小文字が区別されます。インスタンス名にはスペース、日本語、特殊文字を使用できません。

例を示します。

<path to ArcGIS Spatial Data Server for IIS setup download>\setup.exe  /qb ADDLOCAL=ALL InstallDir=C:\NewSDSDirectory VDIRNAME=SDS_External WEBSITE_ID=4059640

ArcGIS Spatial Data Server for IIS の サイレント アンインストール

コマンド ラインから以下のコマンドを実行します。

msiexec /x {FC9E9F14-FCE2-42AD-A068-B6D8CDA65ED5} /qb
9/15/2013