Windows Server 2008(R2 を含む)での IIS の必要条件
Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 オペレーティング システムへの ArcGIS 10.1 SP1 Web Adaptor(IIS)のインストール・プロセスには、Microsoft インターネット インフォメーション サービス(IIS)の特定のコンポーネントがインストールされている必要があります。これらのコンポーネント、すなわち Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の役割サービスがインストールされていない場合、特定の IIS コンポーネントが必要であるというメッセージと、必要な IIS コンポーネントを自動的にインストールするインストール プロセスを許可するためのオプションが表示されます。
組織のセキュリティ ポリシーによっては、必要な IIS コンポーネントを手動でインストールする必要がある場合があります。以下では、Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2で ArcGIS 10.1 SP1 Web Adaptor(IIS)をインストールするために必要な IIS コンポーネントのインストールに必要な手順を説明しています。
以下で説明される IIS コンポーネントは、ArcGIS Web Adaptor (IIS) の最小要件を満たしています。これ以外の IIS 役割サービスがインストールされていても、そのコンポーネントを削除する必要はありません。
Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 に IIS 役割サービスを追加する手順
[スタート] → [管理ツール] → [サーバ マネージャ] → [役割] の順にクリックします。
[役割の追加] をクリックします。
注意:IIS がすでにインストールされているが、必要なコンポーネントの一部または全部が無効になっている場合は、[役割] → [Web サーバ(IIS)] の順に展開します。手順 4 に進みます。
リストから [Web サーバ(IIS)] を選択して、[次へ] をクリックします。
[役割サービスの選択] ダイアログ ボックスで、以下に挙げる Web サーバ コンポーネントが有効になっていることを確認します。これらの役割サービスを適切にインストールしていない場合は、インストールが続行されません。
Web サーバ(IIS)
ボックスが色で塗りつぶされている場合は、機能の一部分が有効になっていることを示しています。チェックマークがオンの場合は、その機能が完全にインストールされていることを示しています。
- Web サーバ
- HTTP 共通機能
- 静的コンテンツ
- 既定のドキュメント
- アプリケーション開発
- ASP.NET
- .NET 拡張
- ISAPI 拡張機能
- ISAPI フィルタ
- セキュリティ
- 基本認証
- Windows 認証
- 要求フィルタ
- HTTP 共通機能
- 管理ツール
- IIS 管理コンソール
- IIS 管理スクリプトおよびツール
- 管理サービス
- IIS 6 と互換性のある管理
- IIS 6 メタベース互換